こんにちは!
POWDER COMPANY GUIDESの直也でございます。
Photo by Kage : Rider by Naoya Wada
まだ5年目の駆け出しで、誰だそりゃ?って方もいらっしゃるとは思いますが、今後ともよろしくお願いいたします。
今回のガイドコラムは私が担当させていただきます。
文才の無い私のコラムはどうなる事か不安ですが、どうぞ最後までお付き合い頂けたら幸いでございます。
さて私のコラムは、ズバリ!
「POWDER COMPANY GUIDES(以下パウコム) の魅力について」です。
その為に、私がパウコムに勤めようと思った動機について触れたいと思います。
それは6シーズン前の事でした。
当時、僕はスキー・テレマークと一通り気が済み、中学生以来のスノーボードへと遊び道具を変更しようと、約10シーズン目のニセコの冬を楽しんでいました。
パウコムの存在は、近所という事もあり知っていました。
何度もシマノ・アキュブレイドのハイバックを折ってしまい、知り合いだった故・隆太郎からこっそりハイバックをもらっていましたが、社長には内緒です。
そんなある日、アンヌプリスキー場でゲレンデクルージングガイド中の先輩 岡田 修(O-M)を見かけました。
好天とは言えない状況の中で、フードのないペアリフトにお客さんと乗り、細かいコースの凹凸を一緒に丁寧にインスペクションしていたのです。
美しいターンや、エグい角度のターンは何処でも出るのでは無く、コース上の細かく複合された傾斜を知り尽くす事から生まれていたりもします。
率直に「価値のある時間」だと思いました。
我々の大好きな「snow surfing」には、大変重要な観点だと思います。
ゲレンデクルージングガイドの全てで、必ずやっているトークでは無いと思いますが、その時たまたまそこが重要だったのでしょう。
とても印象的でした。
そのシーズンの3月、ニセコモイワでニセコ雪崩調査所所長の新谷暁生氏主催のダウンヒルで好成績を収めた僕は、雑談の中で高久社長から
「興味があったらおいでよ。ハイバックよく折ってる人だよね?」と声をもらい、翌週に悩みを札幌に持ち帰ると、示し合わせたかのように、地元の後輩で日本を代表するプロスノーボーダー「清原勇太」から「パウコムで働き勉強しようか、迷ってる」と相談を受け
決断に至りました。
そこで決断した理由は、清原とこれ以前にパウコムの話をした事は無かったから。
本当に偶然。同じ所を見ていた。
当時アラスカを目指す彼とは、目指している物こそ違えど、プロセスは重複していると思いました。
僕は、「何があってもツレを連れて帰る。自分も帰宅する。」
それを完璧に学びたかった。
もちろん「完璧」や「絶対」はなかなか存在はしないと思いますが、僕の大好きな雪山は時に、僕の大好きな友人を奪ってしまったりもします。
自分の父も尻別川から帰って来なくなりました。
自然って、時に恐ろしいですよね。
楽しい山で、楽しく過ごす為に。
パウコムの門を叩きました。
5年目の今シーズンより、リーダーガイドとしてパーティーを引っ張らせて頂いております。
個々の特色の濃いパウコムで、埋もれないように、自分らしさを出せる様に精進いたします。
ニセコでお待ちしております!!
※ パウコムで唯一のモス乗りです。モスユーザー様とアンヌプリでモスモス出来るのも僕の幸せの一つです☆
みなさん、待ってますよ~!