山田誠コラム「バックカントリーとは何か。」BLOG化！！

みなさん、こんにちは！
POWDER COMPANY SHOPも本日OPENし、POWDER COMPANYはすっかりおなじみな風景に。
今日からのファミリーセールは11時から多くのお客様で賑わっていました！
ファミリーセールは今日からクリスマス(25日)までの開催です！
全て早い者勝ちです！狙い目商品はお早目のご来店をおすすめ致します。

今日はPOWCOM Snow Journal ISSUE No.1で配信し、大好評頂いた
山田誠コラム「バックカントリーとは何か。」
をBLOG化。

バックカントリーシーズン目前にすごく勉強になる内容となっています！
ごゆっくりお楽しみ下さい！

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今シーズンも間もなく始まりますね，皆さん準備の方は出来ていますか？
毎年僕らは雪が降り、とりあえず膝くらいまで積もったらスキー場を登り、初滑りをするのが恒例となってます。たいてい板を傷つけてしまうので、古い板を引っ張りだして来て，まぁそんな板なのであんまり板も走る訳でもなく、とにかくゲレンデを滑り降りて"イェーイ"と言いたいだけかも知れないですね～
毎年こんな感じでシーズンインをしています。
そんなこんなでスキー場もオープンし、ある程度笹も隠れだすとバックカントリーのシーズンもスタートです。
ここ数年ほんとにハイシーズンはスキー場を滑る事が少なく、毎日バックカントリーで過ごす事が多くなってきました。もちろんリフトを使ってアクセスする事もありますが、大半は自分の足で登っています。仕事も仕事なので当たり前と言えば当たり前ですけどね！
まぁでも本音を言えば、ここ最近ニセコのスキー場はだいぶ盛り上がって来ているので、山にいた方が静かだし落ち着いてスノーボードができますよね。やっぱり毎日全身でいろいろな事を感じ、自然と接している事で、毎日良いところを滑れていると思います。
ただやはりスキー場とは違うリスクも増えていくという現実もあります。もちろんパトロールなどもいませんし、何か事故でも起きた時には、全て自分たちで解決しなければいけません。
そう思うと質全と持って行く荷物も多くなり、やっぱりただでは最高な思いはさせてくれません。まぁもちろんマイナスな面も多々ありますが、それがあるからこそより楽しく、充実した一日を過ごせる場所がバックカントリーなんだと思います。
あまり登る事が好きな人はいませんが、やっぱりあの登りがあるからこの一本が最高になるという事もありますよね。
ゆっくり登っていなかったら気づかなかった地形や雪質など、バックカントリーはいつも新しい事を学べる場所であるとも思います。

最近サイドカントリーという言葉をよく聞くようになりました。まぁ結局はスキー場からはなれる訳でバックカントリーと変わらない訳ですが、言葉が軽くなったようで、そこにいる人たちの意識も軽くなって来ていると思います。
もちろん手軽に最高な思いが出来ることは良い事だと思いますが、その分予想もしていないような事故も起きやすくなると思います。せっかくの楽しいひとときも一つの事故で台無しになってしまいますよね。
少し装備の事について書かせてもらいますが，みんな雪崩事故の事しか考えてないように思います。確かに重要ですが、実際に多い事故は立ち木への衝突であったりとか遭難事故というのが圧倒的だそうです。備えあれば憂いなしと言いますが、最悪の時の事を予想してから，何を持って行けば良いかいろいろ考えて準備していただきたいです。
サイドカントリーだろうがバックカントリーだろうが、山にいるという意識を持って行くようにしましょう！
さてこれから新しいシーズン始まります。
もう早く滑りたくてしょうがないですね～
今シーズンも皆さんよろしくお願いします！！

Rider：MAKOTO YA MADA     Photo：Kage

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相手は自然です。雪山に感謝と敬意を忘れずに、今シーズンも楽しく滑りたいですね。

－ POWCOM STAFF　－

Author: パウダーカンパニー