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トマムキャットツアーがリピートされている本当の理由
Date:2017.01.27
Category: その他
いつもPOWDER COMPANY BLOG をご覧頂きありがとうございます。
久々のSTAFFブログとなりましたが。。。
先日、イベントで企画したPOWDER COMPANY GUIDESのトマムキャットツアーを大成功で終える事ができましたので、ご報告を兼ねてレポートしたいと思います。
その日の朝はマイナス18度と驚くほど冷え込んでいていましたが、空は青く澄みわたり絶好のバックカントリー日和でした。
みなさんはキャットツアーにどんな魅力を感じますか?
トマムキャットツアーの最大の魅力は、絶対的プライベート感に他なりません。
1日にこの山に入れる人数は、トマムのキャットツアーに参加するたった10数名。ポイントの場所から考えて一般の方が入山するのは現実的ではありません。
いつものように周囲に気を使い、様子を探るような事もここでは一切必要ない。
斜面をというか、そこにある雪も、景色も聞こえてくる音も。
斜面をというか、そこにある雪も、景色も聞こえてくる音も。
そこにある環境全てが自分達だけのもの。
広がる斜面を前にゆっくりラインを考えたり、周りの景色に目を向ける余裕が自然と生まれてくるのを感じました。
一週間前から降雪は無いとの話しでしたが、信じられない事にトラックは風でリセットされ、雪質は気温の低さからドライパウダーをしっかり保ってくれていました。
午前の3本を終えるとお楽しみのランチ♫
山麓に設営されたパオの中は暖炉で温められ、敷き詰めらた松のチップがとてもいい香り。
扉を開けた瞬間から全く別の世界に引き込まれました。
既にコーヒーや紅茶が準備されていて、冷えた身体を外側からも内側からも温めてくれる。
パオでのランチは、コックが自らモービルで食材を運んできて調理します。
これがかなり高クオリティ!
その日は、
トマム野菜のバーニャカウダ
ハマグリとサーモンのアクアパッツァ
熟成肉のステーキ
食後のケーキ
と想像をはるかに上回る豪華ランチ
このランチを、ここで食べるだけというツアーでも成立してしまいそうなクオリティでしたよ。
シェフ、ご馳走さまでした♫
午後になると雪質の変化が気になる所でしたが、そこもまたガイドさんが陽の当たらない斜面を案内する事でクオリティコントロール。
十勝平野を眼下にロングライドが続きます。
風の当たる面は時折テクニカルなコンディションにもなりますが、森の中の雪はすこぶる良く、思い出すと今も口元がニヤけてしまう。
そうそう!
キャットツアーの良い所は、滑りに全体力を使えるという部分もポイント高いですね♫
あれだけの距離を登って滑ろうと思ったら、足ガクガクになっちゃうでしょうから。。
朝から夕方まで外で過ごせば、何処かしらで他の人達と出くわすものですが、
このツアーでは朝のスタートからザ•タワーに戻るまでの間、ランチ時を含めても自分達以外の誰とも会う事がありません。
自然とコミニケーションがとれ、和気あいあいとしたムードになる。
この空気感もまた居心地良いものでした。
トマムリゾートのキャットツアーは土日、祝日のみの営業を徹底しています。
自然の恩恵だけに頼らず、パウダースノーを限りのある自然資源と理解し、常に良い状況でお客様へ提供する為だそうです。
こんな事が分かると次も安心して足を運べますね。
そして普段私達が行っているバックカントリーツアーに比べると、全てにおいて優しく設定されている。
トラバースはかなりイージーだしツリー間も広い。地形の変化も急激なものは少なく、管理を行き届かせたフィールドである事を強く感じました。
そのお陰なのか、今までのバックカントリーでは感じた事のない安心感があった。
リピートしてしまう秘密は『絶対的安心感』という保証なのでは?
次回は3月20日に予定しています。
次はなんとキッズキャンプ。
Author: パウダーカンパニー