お二人のバックカントリーライフの始まり

こんばんは、Kageです。
今日はEntry BCツアーにて２組４名のお客様とPHOTO SESSIONしてきました。今日は天気予報によると１０：３０頃から雨の予報だったので、なるべく雨が降り出す前にツアーを終えるか、それが無理だとしてもそれまでに何本か滑っている事が理想の展開だと考えていていた。そのためハイク時間が短く簡単にアプローチ出来る場所が望ましく、そういう斜面をチョイスした。同時に今日はガスで視界不良になる事が懸念されたが、その斜面をチョイスした事で殆どガスに掛からずガスとの境界線辺りでツアーを行う事が出来た。

ご参加の２組ともに女性が初めてのバックカントリーだったが、その内のご夫婦の方は、以前から旦那様は何度もPOWDER COMPANYのBCツアー等にご参加頂いていたが、この度特訓の末初めて奥さんがBCに挑戦されるという事だった。最初はやはり緊張している感じがこちらにも少し感じ取れたが、記念すべき一本目の出だしにちょっとだけツリーがあり、そこを超えた後のオープンバーンはもうこぼれそうな笑顔でニコニコしながらとても気持ち良さそうにターンを繋いでいたのが印象的だった。緊張から解放された瞬間のように見て取れた。そしてその時思い出したのは、旦那さんは元々スキーヤーで僕が初めて撮影した時はスキーヤーだった。しかし、スノーボードもやり始めていて今から7年位前だろうか、初めて（？）旦那様がスノーボードでバックカントリーに挑戦した時も僕は撮影させて頂いていた。その時は何度も転んでいた記憶があるが、今ではすっかりスノーボードでも余裕や貫禄さえも感じられるようになり、奥様を見守ったり、サポートしたりしている姿を今日拝見し、「あぁ～これからはご夫婦お二人でのバックカントリーライフが始まるのだなぁ～」と思いながら、お二人の記念すべき初めてのバックカントリーを撮らせて頂いて非常に嬉しく思った次第です。これからはお二人でのバックカントリーライフを楽しんでいって下さいね。

さて、最後の一本の時に雨が降り始めてしまい一気に雪が重くなってしまったが、それまでは雪もスプレーを飛ばせるくらいの気持ち良い感じでストップスノーもなく、ガスによる視界不良もなく、ツアーを終える事が出来て良かった、良かった。


緊張する初めてのバックカントリー。滑る斜面を見ながら自分の足で滑る分を登っていく。




Ｋさん奥様の記念すべきＢＣ１本目、ニコニコしながらスプレーを飛ばして滑っていたのが印象的だった。




「おぉ～気持ちいいぃ～！！」と言いながら滑る旦那様Ｋさん。



本日のリーダーガイド岸秀彦。




テールガイド中村美峰子。

Author: Kage Photo