PHOTO SESSION BLOG

これはもしや「The Day!?」と、期待しちゃうぜ!!

Date:2020.12.28

こんばんは、Kageです。
今日はお客様からのリクエストで今季初めてのSPECIAL BC TOURに同行してPhoto Sessionしてきました。

SPECIAL BC TOURは今季からついた名称で、昨年まではBC BIG LINE TOURとなっていました。羊蹄山などロングハイク・ロングライドする上級者向けのツアーです。記念すべき第一回のSPECIAL BC TOURは羊蹄山ではありませんが、樹氷が綺麗な某山に行ってきました。

この山はあまりPOWCOMツアーでは利用しませんが、時々使っております。近年は羊蹄山同様とても人気で外国人がとにかく多い印象です。なんでも、海外の本でルートなどが詳しく紹介されていると聞いた事があります。今日も行ってみるとまぁ~ビックリ停まっている車の台数の多い事多い事。羊蹄山の駐車ポイントもかなり賑わっているようで、何故か今年はゲレンデはあんなに空いているのに、BCエリアはそこそこ混んでいる印象です。その理由がイマイチよく分かりませんが…。

それはさておき、プラス気温ではないが今日は朝一から気温がやや高めで、何処に山があるのかよく分からない様な感じで白いガスが山を覆ってました。しかし、歩き始める少し前から徐々に山が見え始め、歩き始めて暫くするとパカ~ンと晴れてきて、山の全貌が明らかになりました。上部はこの山特有の樹氷が出来ており、青空の青と白の見事なコントラストで見惚れてしまう程でした。しかも、斜面も良い感じに出来上がっているし、それを見て皆一気にテンションが上昇。これはもしや「The Day!?」という感じでした。リーダーガイドの山田誠は、「あまり期待はしません!」と休憩時に言っていましたが、僕らは朝だけの晴れとかで思わせぶりの態度をしておきながら滑る時には裏切られるという、「魔性の女」みたいなのに遭う事数知れずなので、期待し過ぎてしまうと落胆も大きくなってしまう事を知っているのですが、でもやはりあの天気と山を見せられてしまうと「期待するな!!」というのは無理な話なのです。そんなワケで「期待してはイケナイ」と思いながらも、青と白のコントラストが美しい森に向かってハイクを続けると、この山特有のスノーシューもシールも噛まない滑る雪に皆苦戦し始めた。次第に晴れ間もなくなり、太陽が何処にあるのかも分からなくなり、そして雪が舞い始めてしまった。

雪と風が体に吹き付け、溜まらず登っている途中でジャケットを羽織って防寒対策をし、頑張って3時間ちょっと登ってなんとかドロップポイントに到着。滑る準備をしているとラッキーな事にまた明るくなり始め、時折薄っすら光が射す感じになった。「よし、その調子でもう一回スカッと晴れてくれ!!」と願うが、スカッとは晴れてくれなかったが、時折光が射したり、背後に少し青空が見える中滑れたのはラッキーだった。そして、雪も斜面も最高。シーズン初めなので多少のウネリはあるものの、上から下までスコーンと抜ける斜度も標高差もあるオープンバーンは何と言っても最高なのだ。そうこれこそがSPECIAL BC TOURの醍醐味ですね。苦労してロングハイクした後の、上から下まで抜けるオープンバーン。視界の広さと滑走スピード、高揚感と達成感に満足感。「う~ん、これこれっ!!」って感じです。いやぁ~最高ですね。


歩き始めて暫くして見せられた(魅せられた)この光景に否が応でも期待しちゃいます。




しかし、登っていると段々スノーシューでもシールでも噛み難いこの山独特の雪に苦戦し始める一行。。。




今日初めて本格的なシール登攀となったS君。テールガイドのUskと先輩スキーヤーの指導のもと頑張りましたね。




昨日初めてリフトを使ったバックカントリーを経験し、今日は本格的な登山をしてのバックカントリーに挑戦したS君。苦労して登った後の、この上から下まで抜けるオープンバーンの滑走感は堪らないでしょ!?



 
去年、一昨年とEntry BCにもご参加頂いていたTさん。初級者向けから中級者向け、そして今回上級者向けのツアーまで順調にステップアップして下さいました。




形の良いスプレーを上げるUさん。




本日のリーダーガイド山田誠。




テールガイド佐野雄介。




いつも以上のこの達成感と満足感、そして安堵感が最高ですね。

Author: Kage Photo

kage

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