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まともに滑れない視界からの大逆転

Date:2023.02.01

こんばんは、Kageです。
早いもので今日から2月ですね。所謂ハイシーズンと言われる時期もあと少しとなってきました。そんな2月最初の今日は天気予報サイトによっては朝の内晴れマークが付いており、朝起きると雲は多いものの晴れそうな雰囲気があり、次第に晴れてきました。今夜遅くからは大荒れの予報で、午後からは下り坂なのでいつまで晴れが続くのか微妙なところでした。

リーダーガイドの岸秀彦は、山のピークから一大オープンバーンが広がるとある山のピークを狙ってみる事にして、天気がダメになったら下部を滑るという計画を立てました。歩き始めは雲があるもののとても良い光が射し込み、雪面はキラキラと輝き、木漏れ日が実に綺麗でした。この光の中で一本滑りたいと願いながらハイクアップし行きましたが、森林限界に差し掛かろうとする頃を境に見渡す限り真っ白になり、風も吹き始め普段登る時は暑いのでウエアを着ない僕がウエアを羽織ってハイクをしました。そこから滑り降りる選択もありましたが、その時点ではそこからも滑れない程の視界の悪さで、取り敢えず回復を願って上を目指しました。その後スキーのお客様のバイントラブルなどもあるし、視界も悪いのでピークは諦めてその場所から滑り出す事にしました。

すると滑る準備をしていると視界がパァーっと広がり、滑る斜面も麓まで見えてきました。急いで準備をしてカメラポジションに移動し、1人ずつ次々と撮影をしていき、なんとか皆視界がある中滑る事が出来ました。歩いて来た所を安全に降りるのにも視界が悪く、風喰らってガタガタになっている場所も多かったので、朝のような光は無かったものの上質なパウダーが溜まった斜面を視界がある中気持ち良く滑れて本当に良かったです。ガイドの岸君は「2月最初にして2月の運を全部使ってしまったかも」と笑いながら言っていたけど、それくらいまともに滑れない視界からの大逆転でした。なんとも素晴らしいタイミングでした。9回ツーアウトから5点差をひっくり返しての大逆転サヨナラゲームみたいな気分でした。


キラキラと輝く雪面を歩きだす一行。




柔らかい光が実に綺麗な朝だった。残念ながらこの光の中滑走する願いは叶わなかったが…。




青空と光があればと悔やまれるが、視界が開けただけでも良しとしよう。大斜面で素晴らしいスプレーを飛ばすIさん。




コロナでこの2年間来れなかった鬱憤を晴らすかの如く、大斜面をハイスピードででっかくターンしたAちゃん。偶然にも今日ご参加のお客様5名中3名が彼女と同じ南魚沼からのお客様という偶然までありました。




NYからGentemstickのT.T.Modelを携えてやって来たKさん。




いいスプレーを上げるYさん。




シールやバイントラブルに見舞われてしまった初参加のIさん。




本日のリーダーガイド岸秀彦。




テールガイド小林明弘。

Author: Kage Photo

kage

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