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ガスの上は雲海晴天のBC Hikeツアー

Date:2021.12.07

こんばんは、Kageです。

今日は昨日初めてPOWCOMツアーにご参加頂いたお客様と BC Hikeツアーに行ってきました。ニセコは初めてというお客様で、昨日が楽しかったのでもう1日追加のご参加頂きました。実は晴れ予報だったので昨日も今日のポイントを狙って行ったのですが、どの天気予報を見ても晴れの予報だったのに、山が全く見えない程の雲が張り付き、急遽行く先を変更したのでした。

今日も晴れ予報だったので昨日のリベンジで狙っていた山に行く事に。しかし、今日も気温が高くガスっていて山が見えない。昨日から暖気流入でプラス7℃まで上がり、昨日の雪は思いっきり湿気、アンモナイトが大量発生、おまけに標高の低い所ではストップスノーまで出る始末だった。まるで3月下旬のような雰囲気だった。今日も朝から暖かくガスっていたので、暫く様子を見ながら出発するタイミングを見計らっていた。

だいぶ長い事のんびりと過ごしながら待っていると、ようやくガスが抜けて来たのでいざ出発。しかし、車で山に向かって標高を上げて行くと途中はガスで真っ白だった。でも、ガスっていたのは途中だけで狙っていた山は晴れており、バッチリと山のピークまで見えていた。そう、雲海だったのだ。

僕らは天気予報を信じ、またガスに包まれないように祈りながら、登り始めた。しかし、今日もプラス7℃で1stレイヤー1枚に腕まくりしても暑い。汗がポタポタと顎から落ちて来る。12月にこんな春みたいな陽気が続くのは非常に珍しい気がする。そして、お目当ての斜面を見ると雪玉とアンモナイトが沢山見受けられる。残念ながら上部の標高でも湿雪だと云う事を物語っていた。まぁ~雪質は期待出来そうにないが、晴れ間の中シーズン初めのトレーニングが出来ると思って行ってみた。何しろBCエリアの雪の付きなども見たかったのだ。

その気になる雪付きは、今季は雪の降り始めも遅く降雪量も断然少ないのだが、何故か不思議とスキー場もBCエリアも雪付きは凄く良くて、これくらいの降雪量ならまだ藪だらけ、笹だらけで滑るラインが全然ないと思うのだが、意外と滑れるラインが結構あるのだ。びっくりだ。

汗をダラダラと垂らしながら、湿気た雪を登り切りドロップポイントに到着し、それぞれ滑るラインを決めた。基本的には雪玉が落ちていない綺麗な斜面をチョイス。まずは山田誠がジャンプした後スプレーを飛ばしてヒールサイドターンを決めて消えてゆく。そして、お客様は自分で選んだラインを初めてのニセコの大斜面に刻み、続いて僕がカメラポジション移動するために滑ったが、意外にもかなり気持ちが良い。雪が良くないと思っていたのに…。板は雪の表面をスーっと高速で走り、踏み応えがあって板の反発を感じながらのカービングが最高に気持ちが良い。これはまるでザラメの最高コンディションじゃないか。斜度が無い所でも何処までも走って行けそうな程板が走る。棚から牡丹餅と言うか何と言うか、見た目に反して無茶苦茶良くてビックリしたわ。続いて最後にリーダーガイドの岡田修がリップラインを当て込みながらサーフスタイルで下りて来た。イエーイ!!初めてニセコに来たお客様のビギナーズラックなのか?ガスでウェイティングからの青空に雲海、そして走る季節外れの春雪。今季も幸先の良いスタートとなりました。

そんなワケでニセコのBCエリアも徐々に整って来ていますので、皆様のお越しをスタッフ一同お待ちしておりますね!!


ガスの上は雲海の青空でした。




初めてのニセコで晴れている時にしか行けないイワオヌプリにラインを刻むYさん。




ジャンプエントリーからの山田誠のヒールサイドターン。




リップに何発も当て込みながら下りて来るサーフスタイルマスターの岡田修。

Author: Kage Photo

kage

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