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シーズンに1,2回有るか無いかの厳しい雪のコンディション

Date:2021.03.06

3月6日、前日にプラス10℃まで上がった上に強めに風が吹き、ニセコはほぼ全域でハードにクラストした斜面となった。山に行くまでは、そこまでハードなコンディションになっているとは思っていなかったが、いざ山に行くと所により黒光りした氷の斜面まであり、基本的に厚さ2~3cmのクラストが雪の表面を覆っていたし、歩きながら東西南北色々と雪をチェックしたが、雪の良さそうな斜面は見当たらなかった。当然、ここ数日の天候推移から望みのある所に向かって歩いて行ったのだが、歩けど歩けど希望が持てない雰囲気になってきていた。スキーでシール登攀のお客様も居たので、リーダーガイドの岸君はスプリットボードでシール登攀だったのだが、何度か10メートルくらい斜面を滑落して行っていた。それほどまでに厳しい状況だった。

この日救いだったのは、光が良かった事だろうか?個人的には歩いている時に、いっぱい良い写真が撮れたのだが、滑るのは非常に厳しい状況で、ガリガリ、ガタガタ、極たまに一瞬パウダーという具合で、皆さん納得のいく滑りが出来ず、写真は全然売れなかった。まぁ~仕方がないですね。今日のニセコはシーズンに1,2回有るか無いかの厳しい雪のコンディションとなってしまった。取り敢えず、立ち木衝突など怪我しそうなコンディションでしたが、全員怪我無くツアーを終えられて良かったです。


雪は厳しい状況だったが、とても良い光が射していて僕は歩いていても楽しかった。




風も強く厳しいコンディションの中、良い場所を求めて歩いて行く。




この厳しい状況の中、オーバーヘッドのスプレーを上げたOさん。




本日のリーダーガイド岸秀彦。




テールガイド佐藤岳。   

Author: Kage Photo

kage

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