スキーのリーダーガイド中村美峰子誕生

こんばんは、Kageです。
今日はご新規の２０代アメリカ人兄弟２人と６０歳イギリス人１人というPOWCOMとしては珍しく全員外国人のスキーヤーというBCツアーでした。そんなスキーツアーのリーダーガイドに任命されたのは、POWCOM７年目にして遂にリーダーガイドデビューのスキーヤー中村美峰子。まぁ～昨年や昨日も一応リーダーガイドという事で行ったツアーはあったのですが、今日は正真正銘のリーダーガイドとしてツアーを仕切って貰いました。スキーヤーのリーダーガイドは、現Happy Hourのあの大島司以来２人目という事になる。

リーダーガイドをする事を数日前から言い渡され、ブツブツブツブツお得意の独り言を言いながらずっと悩んでいた中村。今日も終始相変わらずの感じでしたが、取り敢えず天気に助けられ、上手いこと人の流れに助けられ、テールガイドのコバや周りに助けられ、全てのランで晴れのノートラックコンディションを滑る事が出来て、無事に終了。お客様も満足されたのではないでしょうか？６０歳のイギリス人は、慣れないシールの登りで大変疲れてしまい、最後は「足がもうダメだぁ～！」と言っていたし、POWCOMに戻ってからも「疲れたってモンじゃない、とてもとても疲れた！」って言って笑っていた。親子ほど年の離れた３人のイングリッシュなスキーツアーは、なんだか非常に良い感じだった。

とある一つの天気予報サイト以外全ての天気予報で晴れマークの無い日だったが、見事ツアー中だけは晴れが持ってくれた。一本目のハイクシーンだけでも僕は納得のいく良い写真を量産出来ていて、あとはなんとか１本目だけでも滑る時まで光が持ってくれ！と願いながら登っていたが、少しずつ雲行きが怪しくなっていき、周囲のノートラック斜面にも次々とトラックが入り始めていたが、今日は中村を焦らせないように、僕は何も言わないと決めていた。ノートラックは半ば諦めていたが、結果として全ての斜面でノートラックの良い雪を美しい光の中滑れたのは本当にラッキーな１日だった。

あのマサチューセッツ工科大学で働き写真や動画を撮っているお客様のNさんにも凄く写真を満足して貰えたし、６０歳のイギリス人にも「君はとても光の使い方が上手い！」と褒められて嬉しかったなぁ～。まぁ～それはともかく、中村のリーダーガイドデビューの今日は色々と物事が良い方に転がった１日だった。また今月にも３日程リーダーガイド中村美峰子の日があるらしい。頑張れよ！！


今日は美しい光でハイクシーンを撮影しているだけでも本当に楽しかった。




異国の地での兄弟スキートリップなんて最高じゃないか！！




夜半に吹いた風のお蔭で降雪は少しだったが、標高の高いエリアはトラックが消えリセット。途轍もない深雪は落ち着きハイクも楽になった。




今日は僕とコバ以外、全員スキーヤー。僕は今日はスプリットボードを使ったが、コバは１人スノーボードを背負ってスノーシューでハイクした。




なんとマサチューセッツ工科大学の職員だと言う兄のＮさん。




東京で英語教師として働き始めた弟のＢさん。




兄弟で滑っているのを撮ってくれないかというリクエストに応えた１枚。




最後は疲れ切ってしまった６０歳のイギリス人Ｂさん。




７年目にしてようやくリーダーガイドを務めた中村美峰子。




中村をサポートしたテールガイドの小林明弘。

Author: Kage Photo