ナイターフォトセッション
Date:2023.03.08
こんばんは、Kageです。
今日はWヘッダーで朝からのツアー終了後に夕方から常連様達とナイターPhoto Sessionをしてきました。
ナイターでのPhoto Sessionは以前からお客様からリクエストを頂いた事もあったのですが、以前の一眼レフカメラではピント精度が悪いし高感度耐性も弱く、ナイターという暗所での撮影では効率が非常に悪いのでお断りをしていたのでした。勿論、ツアーという形ではなく、撮影という形で照明の下でちゃんとターンする場所も決めて、そこだけ撮るとかであれば以前の一眼レフでも撮れるは撮れるのですが、例えば10枚中何枚OKカットが撮れるのか?とか、お客様1人に対して何枚残せるのか?とか、ピントが合っていない写真の削除効率、お客様にその場で見せて販売するという事などなど考えると、以前の一眼レフでは効率が悪すぎるのでお断りをしていて、極々限られたお世話になっている常連様にだけ昼のツアーの延長という形でナイターの撮影をしていた。しかし、昨年手に入れた新しい現状Canonの最高峰ミラーレスカメラは高感度耐性、暗所でのオートフォーカス性能、ピント精度が素晴らしく、ナイターの撮影が異次元に可能になったと実感していた。そのため、ナイターPhoto Sessionというプランを今季新しく打ち出そうかと目論んでいたのだが、ナイター営業が始まってちょっとした新年早々に僕は足を骨折し、パウダーなら登って滑れるけど、硬い圧雪したゲレンデ、ましてや圧雪の入っていないナイターのゲレンデとなると滑れず、ナイターPhoto Sessionのプランへ動く事が出来ないままだった。しかし、僕の足の具合もある程度良くなり、ゲレンデを滑っても足が痛くないようになってきたので、一度常連様の時にナイターPhoto Sessionを試してみたかったのだ。そして、昨年の3月から毎週欠かさずにPhoto Sessionツアーに参加して下さっているSさんに、「今度ナイターPhoto Sessionってやってみませんか?昼には絶対に撮れない写真が撮れますので…」と先月提案していたのだ。しかし、前回Sさんがナイタークルージングにご参加頂いた時は、強風でリフトの運行も怪しい状況だったのでPhoto Sessionは見送ったのだが、今日ようやくその時を迎えられたのだった。
しかし、今日は10日連続でプラス気温のニセコ。昼にはパラパラと雨も落ちてきていて、ナイターはカチカチのアイスバーンになってしまうかもしれなかった。その為、ガイドの佐藤岳は今日ナイタークルージングの開始時間を通常よりも随分と早めて15:30からとしたのだった。しかし、狙い通りその時間はまだ雪は柔らかく滑るのには全く問題がなかったのだが、今季ワーストとも言えるガスによる視界不良、おまけにその時間ナイター照明がちゃんと点いておらず、写真を撮っても全然ナイター感がなく、普通のデイクルージングの撮影みたいになってしまい、急遽撮った写真を見ながらフォームチェックをしたりして暗くなってナイター照明が点き、尚且つ雪が固くならない時間まで時間を潰すことにした。
暫くはまだナイター照明が点いていなかったり、猛烈なガスで視界不良だったが、フォームの確認のため何本かクリニックみたいにして滑っていると、ナイター照明が点いたのでようやく僕の出番となった。ナイター照明が点いてしっかりとナイターの雰囲気で撮影が出来るようになったのだが、いかんせん猛烈なガスで肉眼でも視界20mくらいで、全然ピントが定まらず猛烈に撮りにくい(笑)。なんでせっかくの日にこんなガスなんだよ!と言いたくなるのだが、しかし、撮れてしまえばこのガスが何とも言えない最高に幻想的な良い雰囲気を醸し出してくれた。むしろガスのお蔭とも言えなくもないと言うか、ガスのお蔭と言える。そんな写真の一部をお見せします。さて、今後ナイターPhoto Sessionのプランは実現するのだろうか???でも、この写真見たら撮って貰いたくなるに違いない。まぁ~ただ今日の幻想的な写真はガスのお蔭だからね。あっ、ちなみに今日の写真はクレジットの名前入れただけで一切加工していない撮りっぱなしの状態です。
先日湿気た雪で壊れた僕のカメラEOS R3ですが、先日2日間お休みさせてシリカゲルで乾燥させたら完全復活ではないですがほぼ問題無く使えるように復活してくれて助かりました。このカメラが無いとナイターの撮影は厳しいので、ナイターの撮影が終わるまでどうにか修理に出さずにいたかったので良かったです。
毎週Photo Sessionツアーにご参加頂いているSさん。
アンヌプリダイナミックコースにて。
フォームもしっかり写って良いですね。
SさんにUFOのお迎えが来た。
オレンジの照明も雰囲気ありますね。
ここからの写真はYさん。この写真からはフォームの改善の効果が感じられますね。
ガスの効果があり、映画かステージの撮影かって雰囲気ですね。
このなんとも言えない碧いトーンも最高です。
いやぁ~ほんとガスのお蔭で撮れた写真だ。
撮影中ずっとスピルバーグの世界に入ったかのような錯覚を覚えた。
ここからはリーダーガイド佐藤岳。
前に写真のヒールサイドからのトーサイド。
なんだろうこの美しい淡い世界は…。
思えば岳とは今まで殆どナイターの撮影をした事が無かった。
こちらはガスの影響(効果?)のない通常のナイター写真って感じですね。
Author: Kage Photo
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