バックカントリーデビュー戦
Date:2022.01.21
こんばんは、Kageです。
今日は3組6名のお客様全員からPhoto Sessionのリクエストを頂き、Entry BCツアーに同行してPhoto Sessionしてきました。
お客様6名全員が今日が記念すべき初めてのバックカントリーという事で、直ぐには山に向かわず、道具の説明などから案内しました。昨日のBlogでもお伝えした通りニセコは3日連続で晴れ、標高の高い所は全面風で叩かれていて、標高の低いエリアはクラストがあり、降雪を待ち望んでおりました。天気予報では、今日は雪という事で昨日から期待しておりましたが、雪が降り始めたのは今朝になってからで降雪2~3cmという状況でしたが、その後視界不良となる程の雪が降ってきたり、急に晴れて来たりと、非常に短い周期でコロコロコロコロと目まぐるしく天気が変わっていました。視界不良の時には、今日はこんな感じだったら撮影は大変だなぁ~と思っていましたが、待ち望んでいた雪だし仕方がないないかぁ~と覚悟を決めておりました。しかし、何度も降っては晴れてを繰り返すので、これはもしかしたら滑り出す前にちょっと待ったりすればチャンス有りかな?と淡い期待を持って山に向かった。
皆さん説明を受けながら初めてのスノーシューやシールを付けてハイク開始。憧れのバックカントリーへの第一歩を踏み出したのである。僕はスプリットボードで初めてシール登攀をする唯一のスキーヤーのH君と一緒に登ったのだが、選んだ山がなかなか急でシール登攀には大変な山であるし、おまけにクラスト層があり雪が崩れやすかったり、滑ってしまったり、そもそも道具のトラブルもあり、時間が掛かってしまった。手古摺っている間にスノーシューチームには一本滑って貰う事にして、僕は登っている最中に皆を撮影し、スノーシューチームが登り返してくる間にH君とシール登攀を続ける作戦に出た。
僕ももう10年位前の話だが、初めてスプリットボードで登った時は教えてくれる人もいなかったので、大苦戦した苦い思い出が蘇って来た。斜度のある所での切り替えしが、なかなか難しく、板を踏んずけてしまったり、滑り落ちてしまったり、スノーシューではなんてことの無い場所で苦戦して体力を消耗してしまうのである。H君も一本登り切るのに大分体力を使ってしまったが、頑張って最後まで笑顔で登り、皆の二本目には一緒に滑る事が出来た。しかも、丁度滑る時には青空となり、自分達の足で頑張って登った甲斐がある、最高の瞬間となりました。雪も山は深い所で30cmくらい積もっていて、場所によってはクラスト層があったが、二本目は一切クラストに当たらず、ボトムレスパウダーのノートラック斜面を青空と光のある中で滑る事が出来ました。参加全員凄い疲れたと言っていたけど、ビギナーズラックなのか、素晴らしい絵にかいたようなバックカントリーデビューとなって、最後は皆笑顔でした。恵の雪も降ってくれて助かったぁ~。最高です。
皆でバックカントリーデビュー!!
初めてのシール登攀に苦戦したけど最後まで笑顔だったH君。
青空をバックにスプレーを上げるTさん。
気持ち良さそうにスプレーを上げて滑るAさん。
スプレーに身を包むMさん。
こちらも青空バックのスプレーショットをゲットしたCさん。
大きなスプレーを上げるOさん。
滑る時には足が攣ってしまったけど、H君最後まで頑張りましたね。
本日のリーダーガイド山田誠。
テールガイド佐藤岳。
Author: Kage Photo
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