バック風カントリー
Date:2024.01.07
どーも、Kuroです。
本日は正月7日目の明日が成人の日、3連休ど真ん中でお客様は連日参加の方含め4名様とBCツアーにてフォトセッションしてきました!
昨日から予測はしてましたが今日の天気はかなりハードな天候になる1日で、朝のニュースで石狩・後志地方で今後夕方までに多い所で65cmと報道されていました。朝POWCOMベースがあるアンヌプリスキー場のまだ除雪されていない所ですでに脛くらいまで積もっており、視界は風を伴う降雪で何も見えない状況でした。そんな中アンヌプリスキー場では早朝のファーストランイベントが行われていて、吹雪いて何も見えないゲレンデ上部からは多くの人の声だけが聞こえてきてました。朝のミーティングが終わるとファーストランを滑り終えた岡田修ガイド率いるツアーの皆さんがPOWCOMベースに戻ってきていて、そのツアーに同行していたカメラマンのKageさんから、「今日はカメラのボタンやダイヤルが凍って固まって大変だよ」との助言を頂き山へ向かうことに。
山のボトムに着き、いつも準備している場所へ行くとツボ足では腰近くまで埋まっちゃうくらい雪が深く固い所を探して準備を進める程、兎に角この12時間で降った降雪量がニセコの本気がついに来たかと思わせる振り方、積もり方になっていました。森の中もかなり深く、足の踏み入れていない所でスノーシューをしていても腿ラッセルとかなりワヤではありましたが、今日のリーダーガイドの岸秀彦ガイドが的確な判断で昨日のトレースが薄っすら残ったラインを繋げでくれたおかげで皆さん体力を温存しながら登ることができました。
ハイク中もかなり風が強く、時より風速10mを超えるような風が吹きスノーボードを背負って歩いてると風に煽られグッと堪える瞬間がしばしばありました。カメラも凍らないようにザックに入れとくか迷いましたが、シャッターチャンスは待ってくれないので常に脇に抱えてなるべく冷たい風が当たらない様にしてなんとかスイッチ類を凍らないように工夫しながら歩くしかありませんでした。なんだかカメラにプロレス技をかけながら歩いてる感じでしたね笑
そして強風と共に降る雪がアラレみたいな顔に当たるとなまら痛いやつが降ってきて正に「修行か!」って感じではあったけどハイクラインが登りやすかったお陰もあり、スムーズに皆さん歩かれていました。滑走はと言うと、滑った雪の質感がかなり変な感じで、気温は高めだけど強風ですぐに冷やされるしアラレは降ってるしで、今まであまり滑ったことのない変な雪でした。表面なまら走るけどスピード落とすと雪の中にズボズボはまっていく、そして砂の上を滑ってるような?ん〜何と表現すれば良いのか分からないけど、兎に角変な雪でした笑
雪崩のリスクもあったのでカメラポジションもかなり慎重になり大変ではありましたが、思ったよりも視界は良かったのが救いだった1日でありました。
まだまだ降り続いてるニセコエリアは今晩更に降るみたいなので明日以降数日は注意しながら滑る必要がありそうですね。まぁでもこれである程度、地形や藪が消えてくれればお客様はもっと滑りやすくなるはずです!
連日続いたツアーも今日で一区切りしたので、年末年始ツアーに参加されたお客様、そしてPhoto Sessionして頂いて本当に有難う御座いました!引き続き宜しくお願いします!
山の検問中。
4日間ツアー参加の最終日のOさん、本当に有難う御座いました!
また2月に!
去年も正月にセッションしたNさんのトォーサイド。
こちらは2日間参加のロンドンがらお越しのJさん。THANK YOU!
こちらも去年セッションしたFさんのトォーサイドスプレー。
強風の中歩き出す。
本日のリーダーガイド、岸秀彦ガイド。
テールは、小林明弘ガイド。
したっけまた。
Author: Kuro photo
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