パウダーにザラメにフィルムクラストまで、盛り沢山でお腹いっぱいの快晴ツアー
Date:2021.04.05
こんばんは、Kageです。
今日は3組4名のリピーター様とBC HIKEツアーにてPhoto Sessionしてきました。
昨日のニセコは下界では雨が降り、山は標高600m位から上は雪が降った。この時期の雪はストップスノーの原因になるし、折角育っていたザラメやフィルムクラストが無くなってしまうので、あまり嬉しくない。そして、この時期の雨は雪の汚れや時にトラック(滑った跡)を消して面ツルにしてくれたり、板が走るようになるので、恵みの雨となる。そんなワケで降ってしまった雪が、どう悪さするのか?育っていたザラメがどうなっているのか?とても気になりながら山に向かった。夜半は久しぶりに割と冷えてしまったので、朝の内は雪が硬い事が予想されたし、晴れるが北絡みの風が強めに吹くので雪が緩んでくれるのか懸念された。時間が経てばある程度雪が緩むだろうが、今日のお客様の殆どは今日ニセコが最終日で帰らなくてはいけないし、12時半から仕事の打ち合わせがある方も居て、雪が緩むのをゆっくり待っている時間は無かった。出来るだけ雪が緩んでくれるのを期待しながら、山を登った。
すると、非常にピンポイントながら昨日降った雪が溜まっている所にはスネくらいの深さがあり、「板さえ走ってくれればスプレー飛ばせそうだね!」なんて話をしていた。それもあって、まず一本目はせっかく降ったパウダー狙いに切り替えた。リーダーガイドの岡田修(オーム)は、「オーバーヘッド飛ばせる予定だからフレームアウトしないでね!」なんて言ってドロップイン。新雪も板が走ってくれて見事オーバーヘッドのスプレーを飛ばし、オームの姿はスプレーに隠れた。標高の高い場所の朝の時間なら新雪も走ってくれたし、ザラメも残っていて良い感じだった。二本目以降も取ってつけたような真っ青な深い青空の下、ピンポイントパウダーやザラメのミックスを楽しんだ。少しまだ雪が硬い所もあり、もう少し雪が緩んでくれたらという感じは否めなかったが、スピードコントロールをしっかりとして抑えて行けば気持ちが良い感じで十分楽しめた。
一度下山して昼に打ち合わせのあるお客様を見送った後、少し標高の低い場所に移動して第二ラウンドを行なった。そちらはとても良い感じに雪が緩み、春の極上コンディションであるフィルムクラストも張り始めていて最高だった。その後はニセコの春の醍醐味の一つである延々続く沢遊びをしたが、懸念されたストップスノーもなく、グッドコンディションの快晴の一日でした。今日はパウダーにザラメにフィルムクラストと雪も色々楽しめたし、オープンバーンに沢にバンクにとバリエーション豊富に盛り沢山でお腹いっぱいのツアーとなりました。
春は晴天率が上がり気持ちが良いし、良い写真も沢山撮れるのでPHOTO SESSIONのご要望をお待ちしておりますね!!
遠くまで見渡せる最高の天気の中、ハイクしていく。
雲一つない快晴で、取って付けたような真っ青な空だった。
パウダーのスプレーを飛ばすYさん。
深い青空にダケカンバとニセコを象徴する景色の中をスプレー飛ばしてクルーズするTさん。
チセヌプリをバックにターンするHさん。
ポイントを移動して第二ラウンドのハイクアップ。
所々に春雪の極上コンディションであるフィルムクラストが…。
ニセコの春の醍醐味の一つである沢遊び。沢でレイバックを決めるIさん。
本日のリーダーガイド岡田修のオーバーヘッド。
フィルムクラストとザラメの混じる沢に当て込む、テールガイド小林明弘。
バンクセッションでレイバックをする、本日はツアーサポートの山田誠。
Author: Kage Photo
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