フィルムクラストが決まるまであと一歩だったのに…
Date:2023.03.12
こんばんは、Kageです。
今日は全員お1人でご参加の常連様4名様と先日初めて知人の紹介でご参加頂いたお1人の合計5名様と一緒にBackcountryツアーにてPhoto Sessionしてきました。今日はなんとお客様、ガイド、カメラマンの総勢8名全員がフラットキャンバーの板という珍しい日でした。GentemstickのT.Tモデルが6名、GTが1名、SLASHER 2が1名という内訳のチームFlat'sの完成でした。
今日もニセコは最高気温7℃まで上がるプラス気温で、これでなんと14日連続のプラス気温となりました。そう2月末から2週間連続のプラス気温となったのです。未だかつてこんな事があったでしょうか?確かに例年2月末から季節の変わり目となるのですが、まだまだこの時期はパウダーを滑っていて、例年3月は20cm位積もる日が数回はやって来るのですが、今年はどうしたものか?今後1週間の週間天気もずっとプラス気温で、まともな降雪は期待出来ません。今年は季節が2~3週間、いやそれ以上?ズレている感じがします。
いや、先程降雪は期待出来ないと書いたが、実はもう降雪は期待していないと言うか、降らないで欲しいと思っている。極上の春雪というのは、春の気温となったら直ぐに滑れるというワケではなく、ザラメは溶けて凍ってを繰り返して形成されるし、フィルムクラストは数日間の晴れが必要となる。その間に雪が降ってしまっては、極上の春雪の形成は一旦ストップしてしまうだけでなく、新雪は溶けて凍ってを繰り返してザラメになるまでストップスノーの原因になってしまうので、この時期では邪魔なものとなってしまうのだ。ここ数日結構良い感じに良い春雪が形成されてきていたのだが、昨日も今日も夜半に僅かに降ってしまった新雪が邪魔をしストップスノーの要因となってしまっている。そして、今日は春雪の王者フィルムクラストが場所によっては結構張り始めていて、あともう1日晴れれば恐らく完璧な状態に決まって来るだろう、いや今日夕方までしっかり晴れて、風でも吹いてくれれば今日の夕方にフィルムクラストが決まっただろうが、今日はしっかり晴れてくれず、おまけに明日は雨と雪の予報なので今回はあと一歩のところでフィルムクラストはお預けとなりそうだ、残念。少なくとも今日は決まり切らず、あと一歩のところまで来ていたフィルムクラスト。せめて今日しっかりと晴れていれば、上手く光りを使って張り始めながらフィルムクラストのビカビカと輝く斜面を撮れたのだが、ハロが出る高曇りのような白っぽい空で、その願いも叶わなかった。しかし、先日の雨で斜面に若干の縦縞が入ってしまった事と、昨日微妙に降ってしまった新雪のせいで、ストップスノーまでは行かない詰まる感じがあった以外は、良い感じの緩み具合とそこそこ走る雪で滑るには充分気持ちの良い雪を楽しめた。
いやぁ~ほんとあと1日晴れが続いてくれたら、明日春の最高コンディションが滑れたのに…。惜しい。。。
張り始めていた春雪の王様フィルムクラスト。
先日の雨で縦縞が入り、フィルムクラストと昨日降ってしまった新雪が相まって、シマウマのようなゼブラ模様となった山。霜降り肉にも見えて来る。
この白い部分が昨日降ってしまった新雪でストップスノーの原因となる雪なので、今日はフィルムクラストが張り始めている灰色に見えている雪を狙って滑るのが吉だ。
特大オープンバーンを贅沢に使って大斜面に自分だけのラインを描いたT.T.168に乗るOさん。なんと贅沢なことだ。
絶景をバックにグーフィーに当て込むT.T.160に乗るGさん。
T.T. ClassicでナイスターンをしていたKさん。
GTに乗る66歳のMさん。
T.T. Classicでスプレーを飛ばすTさん。
来季新発売のGentemstick SLASHER 2に乗る、本日のリーダーガイド山田誠。
今日はT.T. 160に乗るテールガイド佐藤岳。
Author: Kage Photo
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