今のところの今季ニセコラストツアー

皆様こんばんは、Kageです。
すっかりご無沙汰しておりましたが、Photo Sessionツアーとしては４月２４日以来なんと１１日ぶりとなってしまいましたが、今日常連様２組3名様とBackcountryツアーにてPhoto Sessionしてきました。

世間一般はGWですが、今季は融雪が激しく雪が少ない事もあってか、GWにニセコに滑りに来て頂けるお客様は殆どおらず、GWは珍しくかなり暇なPOWCOMでした。ニセコの道路は交通量多いですし、コロナによる制限も無くなって観光客は結構多い印象のGWですけど、今季はGWに来てもスキー場が営業しているか分からない雪の少なさだったので、常連様にもGW前までに来て下さいと積極的に案内していた事もあり、暇なGWとなってしまいました。まぁ～心配していたように結局５月７日までの営業予定だったアンヌプリスキー場もコースの維持管理が難しくなり５月３日で営業終了となり、ニセコのスキー場で滑れるのは７日まで営業予定のヒラフスキー場の上部のみとなってしまったので、致し方ないかなと言う気もしますが、スキー場は終わっても登ればまだまだ滑れます！と、言いたいところなのですが、今日丁度１週間前にガイドの佐藤岳と滑りに行ったポイントに行ったのですが、ブッシュなんて全く出ていなかった斜面が、雪の繋がっている所に導かれるようなラインになっていたり、一体何処が雪が繋がっているんだろう？っていう、まるであみだくじ的な斜面に変貌していて、この1週間の豹変っぷりに驚かされました。まぁ～そこは南斜面なので仕方がないかもしれませんが、僕も岳も驚きを隠せない状況で本当にビックリしました。ここ数日は最高気温町で２３℃前後とニセコの真夏と殆ど変わらぬ気温が続いていたのでやむを得ないですね。既に例年の５月下旬の雰囲気でしょうか。北斜面に行けば、もう少し滑れる状況ではありますが、あまりの雪解けの速さにいつまで滑れるのやら？って気になってきました。

今日は最高気温町で２０．４℃と今日も２０℃超えでしたが、気温の割にそこまで暑くはなく、歩けば当然暑くて汗を掻きましたが、空気は意外と涼しく、風が当たる場所ならとても心地良い感じの１日でした。午前中のみ晴れの予報でしたが下山する昼過ぎまでずっと晴れていてくれて気持ちの良い日でした。

４月２８日に冬季封鎖道路のニセコパノラマラインが開通となったので、峠道の上まで車で行って、そこからハイクしたお蔭で開通前から考えると大幅にハイク時間を短縮出来たので、そのメリットを最大限に活かして普段遠くて殆ど滑りに行けないリーダーガイドの佐藤岳が大好きな斜面をまず滑って登り返し、車を一台反対側にデポしておいたので、効率良く長い距離滑る事が出来ました。コロナ禍は仕事の都合上ニセコに来ることが出来なかった常連様のご夫婦は３年ぶりくらいのハイクとなりましたが、とても楽しんでくれました。有難う御座いました。現時点では今日がニセコでの今季最後のツアーとなり、ちょっと寂しいような、良いシーズンを過ごせて嬉しいような、そんな複雑な気分にもなりました。今のところ残すは最終章来週の立山ツアーです。


１週間前の４月２８日に開通となった冬季封鎖道路ニセコパノラマラインの上部からハイクを開始。歩く距離が大幅短縮出来ます。




下部は霞んでいたため浮かんで見えた積丹の山々がカッコ良かった。




下界は２０℃超えでしたが風に当たると暑さもさほどではなく心地良い日だった。




GentemstickのT.T. Classicでグーフィーバンクに当て込むＴぞう。



滑った分を登り返す。ニセコの山々も融雪が激しくなってきた。




２本目も気持ちの良いロングな斜面で大満足のＣぞう。




アンヌプリとイワオヌプリをバックに滑るCさん。




こちらは本日のリーダーガイド佐藤岳。




テールガイド小林明弘。




K夫婦のお帰りショット。




最後の方は雪が繋がっている所を探しながらあみだくじ状態。今のところの２２－２３シーズンニセコラストツアーの面々。

Author: Kage Photo