PHOTO SESSION BLOG

今季一番の深さと寒さでした。

Date:2024.12.30

こんばんは、Kageです。
今日はリピーター様2組3名様とマリ(?)から来た3名の外国人様の計6名とBCツアーにてPhoto Sessionしてきました。

今日は今季一番の深さと寒さだったように思いました。ニセコなだれ情報によるといつもの12時間降雪ではなく6時間降雪が25cmとなっており、気温は一本目のドロップポイントでテールガイドの吉田せいやの温度計によるとマイナス20℃。風速は10~15m/sと強く、体感気温は何度ですか?って感じでなかなか過酷なコンディションでした。今日はお客様の多くがスキーやスプリットボードでしたので、僕も今季初スプリットボードで行ったのですが、ホント深かった。ニセコなだれ情報にも昨日のモイワでの雪崩事故について少し触れられていましたが、昨日雪崩が起こった層の上に更にドッカリと雪が積もり、しかも断続的に強風が吹き続いているので、今日も引き続き雪崩に対して警戒が必要な状況でした。

昨日のBlogを見て多くの方からメッセージを頂いたり、知人や全く知らない方も記事をシェアして下さったり、英語や中国語でシェアして下さった方もいらっしゃいました。有難うございます。今回のことが気を引き締めたり、行動を改めたり、ちょっとでも雪崩や気象の勉強をするキッカケとなり、皆さんが事故や怪我無く素晴らしいシーズンを過ごすことに繋がれば良いなぁと思います。

難しいメカニズムは置いておいて、
・降雪量に関わらず強風時は本当に注意(特に風下斜面)!!
・斜面は1人ずつ滑り同時滑走はせずに、もし雪崩れても仲間が喰らわない安全な場所に行ってから次の人が滑る。
・三種の神器(ビーコン、ショベル、プローブ)を必ず携行し、ビーコンの電源ONと動作確認をする。
最低限上記3つ。

あとは理想は、
・ここ数日の気温や風向風速の推移を把握しておく。
・雪庇の位置や沢、斜度変化など地形的な危険個所に注意し、集合する位置、歩くルートなど考えて行動する。
これを徹底していれば大きな雪崩事故は大概防げると思います。もし雪崩たとしても滑走者1人だけが埋まるだけで済む筈です。とは言え、昨日も書きましたが山には100%安全など無く、どんなに勉強した人であれ、山に入ればリスクがあり明日は我が身。自分もいつどうなるか分からない。特にカメラマンは先に斜面を滑ったり、斜面の途中で止まる事も多くリスクが高い。本当に気を付けねば。

さて、そんなワケで今日も強風で、しかも降雪量も多いので引き続き危険なコンディションです。五色温泉の駐車場に滑って帰って来た方は「破断した」と話していました。もしかしたら明日12月30日にニセコアンヌプリのG2とG3が開くかもという話ですし、トップゲートに限らず、年末年始でBCエリアを滑るお客様も非常に多い時期なので皆さん注意して過ごしましょう。


出産から8か月の体で楽しそうに滑っておられたY夫人。




深過ぎて何がなんだか分からないYさん。




トーサイドターンのSさん。




終始ニコニコの笑顔で滑っておられたFさん。




残念ながら最後の一本で視界不良だったが大きなスプレーを上げるJさん




Jさんとは幼馴染で30年以上の付き合いのGさん。




今日は基本的に視界不良だったが、時折光が差すタイミングがあった。




本日のリーダーガイド山田誠。




テールガイド吉田せいや。

Author: Kage Photo

kage

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