今日のニセコでまさかのダブルオーバーヘッド

こんばんは、Kageです。
今日は今日ニセコ到着の常連様と昨日からお越しの常連様、合計２名様とBackcountryツアーにてPhoto Sessionしてきました。

今日もニセコは町で最高気温８℃のプラス気温。これで８日連続のプラス気温ですっかり春の気配が漂うニセコです。昨日からお越しのYさんは、今朝ゲレンデに滑りに行ったら、まるでスケートリンクのようなアイスバーンで一本でホテルに帰ったと言っていたし、POWCOMガイドの古村さんも直ぐに帰ったと聞いた。本日のリーダーガイド岡田修も「ゲレンデはじゃがいもがヤバかった」と言っていた。この場合のじゃがいもとは、斜面凍結により圧雪車での圧雪が上手く出来ず、小さい雪（氷）の塊がコース上に沢山転がっている事を意味する。つまりは、圧雪もちゃんと掛けられない程固いという事だ。そんな朝一だったようだが、今日は常連様のお１人が今日ニセコに到着してからBCツアーを開始という事で１０：３０過ぎに出勤したら、その頃には今度は気温上昇によりネッパリ（ストップスノー）に始めていた。

天気予報サイトによっては晴れマークが付いていたり、曇りだったりでしたが、朝から山の上部はガスに包まれていた。しかし、お客様がお昼に到着されて、午後山に向かう頃には丁度ガスも抜け、雲が多いながらも青空も見え始めた。今日も風がかなり強く、最初はキャップ被ってハイクしていたが帽子が風で飛んで行きそうだったので、直ぐにビーニーに変えた程の強風だった。お蔭でプラス気温ながらオーバーヒートせずに歩くことが出来た。雪は想像よりも柔らかく、期待出来た。

滑る斜面は想像以上に風の影響を受けて面ツルだけど張った感じになってしまっていたが、パウダーもありスプレーを飛ばすことが出来ました。出発前にガイドのオームが「今日はスプレー被れるかなぁ～？」と言っていたが、お客様のYさんなんてダブルオーバーヘッドくらいのスプレーを上げていた。そうYさんは朝一のスケートリンクからのダブルオーバーヘッドだ。堪りませんね。喜びもひとしおですね。今日のニセコでダブルオーバーヘッドのスプレーを上げられた人は何人いるかなぁ～？居ないのではなかろうか？しかし、今日到着したKさんは、現状のニセコの状態が全然分からないまま、ゲレンデを滑らずに直ぐにツアーに連れて来られたので、今日のパウダーの有難みがイマイチ分からないのだ。滑った後の休憩中に「えっ、今ゲレンデそんなに悪いの？？？」とＫさんは言っていました(笑)。先に一本でもゲレンデ滑ってから来れば、このパウダーの有難みが身に染みて分かるし、登り返しも断然楽になったろうに、ちょっと失敗しましたね(笑)。それは兎も角として、歩けばある所にはまだあるのですね。そんなワケで今日はなんとかパウダーを滑れて、ストップスノー無し、クラストも殆ど滑らずに下山する事が出来ました。最高です。


雲の中へと歩いて行く一行。




かなりの強風のため顔は下向きの若干前傾姿勢で歩くお客様達。



面ツルの沢のグーフィーでスプレーを飛ばすYさん。




ニセコの現状を知らぬままニセコ到着後直ぐにＢＣへと連れて来られたＫさん。




Yさんのスプレーと光、今日のニセコでは贅沢な組み合わせだ。




夕方の柔らかい光の中でスプレーを上げるＫさん。




Yさんのこのターンの後、ダブルオーバーヘッドのスプレーとなった。



バサバサとしたスプレーではあるが、これがYさんのダブルオーバーヘッドのスプレーだ。




こちらはＫさんのスプレー。




そして、本日のリーダーガイド岡田修。

Author: Kage Photo