初めてのBCには過酷なコンディションでした。

こんばんは、Kageです。
今日は全員お1人でご参加のご新規３名様とEntry BCツアーにてPhoto Sessionしてきました。

お1人のスキーヤーの方以外は今日がバックカントリー初めてで、朝のブリーフィングの時は皆さん緊張の面持ちでした。一昨日の１月８日はニセコ町にある我が家では過去１の一晩で８１ｃｍの積雪を記録し、気象庁の発表でもお隣の蘭越町で約７０ｃｍと観測史上最大の降雪となり、山は途轍もなく深いコンディションが続いていて、バックカントリーが初めてという方には深過ぎてかなり難しいコンディションとなっていた。深雪に慣れていないと上手くコントロール出来ないし、転んだら立ち上がれないはと厳しいコンディションな上に、今日は気温がモイワの観測データを見ると－２０℃を下回り、更に風速も平均で１５m/s前後、瞬間風速は２０m/sを超えており、体感は－３０℃以下と今季一の厳しい条件が重なり、「こんなの初めて！」と言ったお客様が居た程、初めてのバックカントリーには何ともエクストリームなコンディション過ぎた。しかし、まぁ～これもバックカントリー。滑るだけではなく、気象条件を読む事や、気象条件に合わせた着る物や道具・持ち物選び、それらの使い方や対処法、捌き方、身のこなし、本当に色々と学ぶことがあったと思います。厳しい条件であればあるほど見えて来るものがあるので、そう意味では早目にこういう厳しいコンディションをガイドと一緒に経験して学んでおくと良くて、絶好のコンディションだったとも言えるのではないだろうか。これに懲りずにまた来て下さいね。お待ちしております。


セルビア共和国から来られたスノーボード歴１０年で今日が初めてのバックカントリーだったＭさん。




気温ー２０℃以下、瞬間風速２０m/s以上、体感気温ー３０℃という過酷なコンディションのハイクアップ。




札幌からお越しのSさん。




モトクロスバイクをやっているというセルビア人のＭさん。




本日のリーダーガイド佐藤岳。




テールガイド中村美峰子。

Author: Kage Photo