PHOTO SESSION BLOG

大晦日に災害級のDeepな極寒Powder Photo Session

Date:2020.12.31

こんばんは、Kageです。
新型コロナウイルスで大変な年となった2020年最後の日のPhoto Sessionは、ニセコでもシーズン数回あるかという災害級に降り過ぎなDeep極寒Powder Photo Sessionとなりました。

年末年始の大寒波2日目の今日、ニセコは最低気温がー16.4℃で少し冷え込んだなぁ~位でしたが、北海道の幌加内町ではー32.6℃を観測し、12月としては日本で5番目の記録となり、他の市町村でも観測史上最低や12月の観測史上最低を更新する記録的な寒さとなりました。深夜1時頃には満月とお星様も見えており、風もそれ程でもなく、果たしていつ降り始めるんだ?ん、もしかして今回は降らないのか?とも思ったのだが、2時頃には雪が少しずつ積もり始めたが、朝の除雪は軽くで大丈夫かな?なんて除雪のために早起きする事なく朝起きたら、「おぉ~マジか、これヤバい、エグいやん!!」となっていました。ニセコなだれ情報によると、6時間で40cmの降雪があり、風下側は昨日の層の上に100cmを超える雪が積もっていて雪崩の危険性が高く、ゲートは全てクローズされるとの事だった。

朝の時点でも麓では風はそれ程でもなく、心配された主要リフトの運休は朝一はなさそうだが、10時頃から昼にかけて一気に風が強くなりそうでいつまでリフトが動いてくれるか?という感じだった。今日のお客様は全員1人でご参加の合計5名様で、殆どが昨日や一昨日にツアーに入ってくれた方々で、昨日の時点でリフトが運休するかもしれないし、このまま雪が降らなかったらスキー場周辺は既に無数のトラックが入っているので、急遽ツアー参加を決めて頂いた方々でした。ある意味ガイドツアーの正しい利用法ですね。しかし、雪は降り過ぎってくらい降ったし、いつまで持つか分からないけど、リフトもゴンドラも動く事になったのだった。

当初はリフトが動かない想定でBC HIKEツアーの予定でしたが、お客様が概ねリフト利用を希望のお客様だったので、リフトが止まってしまったらスノーシューでハイクするが、リフトが止まらなければゲートはクローズだがリフトを使ったBACKCOUNTRY TOURとしてツアーする事とした。まぁ~コース内でも深過ぎてスタックや転倒による窒息死も考えられるほどのDeepコンディションで、ゲート外や山に行ったらエライ大変な事になるでしょうから、こういう日はリフト周辺で十分ですね。

スキー場のコースからスキー場外に出て、またコースに戻るルートも行きましたが、深くて板のコントロールは難しいし、止まる場所を考えないとリスタート出来ないし、転んだら立つのが大変だし、トラバースラインをキープするのは大変だし、トラバースラインから下に落としてしまった時の大変さ、ポールを使って漕ぐのも大変だし、極寒の中で暑くなりゴーグルを曇らせたりと、皆さんちょっとの距離でしたが色々と苦労されてましたね。なかなかこの深さは経験出来ないかもしれませんが、かなり良い経験になったのではないでしょうか。コースからちょっと外れたあの短い距離の中にバックカントリーで身に付けなくてはならない技術がいっぱい詰まっていたのではないでしょうか?

しかし、今日の雪は深いだけではなく、極寒のお蔭で軽く、雪が超きめ細やかな粉でまさにPowderって感じした。いやぁ~凄い雪でした。最高です。

そんなワケで2020年も無事に仕事を納める事が出来ました。2021年も皆様何卒宜しくお願い致します!!


腹~胸まで埋まりながらターンするEさん。




これは上記写真の拡大写真なのだが、腕の辺りを見ると如何にきめ細かな軽い雪かが分かる。まるで雲のようだ。Eさんが孫悟空に見えてきた(笑)




スノーボード歴3年目とは到底思えぬほどの滑りを、このDeepコンディションで見せていたIさん。素晴らしい。




今回のニセコ滞在で実に4回もツアー参加頂いたTさん。最後も凄いコンディションでしたね。




T.T. 165 Classicで深雪をターンするWさん。



 
光が射す中ワンターンセッションでヒールサイドターンを決めるCさん。




本日のリーダーガイド岸秀彦。




テールガイド佐藤岳。




ツアーサポート塚越甲斐。



 
1本ゲスト参加の高久智基。

Author: Kage Photo

kage

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