奇跡の晴れ間とガチンコ対決
Date:2023.01.02
こんばんは、Kageです。
今日は全員1人参加の計6名様とBCツアーに同行してPhoto Sessionしてきました。
新年2日目の今日は吹雪とともに寒波がやってきて、町でも日中の最高気温がー7℃。それに山や海上では風速20m/s前後の風が吹き荒れ、ゴンドラなど主要リフトは昨日に引き続き運休と、とても寒い吹雪な1日となった。しかし、主要リフトが運休なので朝からハイクした我々だが、なんと滑り出す度にそれまでの吹雪が嘘かのような晴れ間と青空が毎回広がり、滑った3本全てでそのタイミングだけの晴れを引き当てた。なんとも神がかったツアーだった。滑りの写真だけ見ていたら、北海道が完全に高気圧に覆われ、丸1日快晴が約束されたドピーカンの日の写真みたいだ。こんな事ってあるのか?と狐につままれたかのような奇跡の晴れ間だった。
そして、今日のツアーではとあるガチンコ対決が密かに開催された。それは本日のテールガイド小林明弘(コバ)が以前から憧れ続けているお客様Uさんとの直接対決だ。コバがPOWCOMに入ってちょっとした頃にツアーで観たUさんの滑りや容姿に憧れを抱き、それ以来事あるごとにそれを公言していた。あれからもう長い月日が流れたが、毎年ご参加頂いているUさんの滑りを毎回チェックしていたコバ。今日のツアーで久しぶりにご一緒出来る事が分かると、コバは昨日からUさんと同じGentemstickのT.T.モデルを準備してゲレンデで乗り込み、密かに今日に備え、勝手に闘志を燃やしてヤル気満々のバチバチ状態だった。恐らくそんな事はUさんは露知らず、コバの一方通行だったと思うが、ハイク中にUさんにガチンコ対決を申し出、歩きながら「ヒールサイドターン」、「トォーサイドターン」、「スプレー」という3部門での写真判定勝負をするという事になった。
因みに、Uさん以前は明らかにヒールサイドターンを狙って来ている事が写真を撮っていて感じられたが、近年キメのトォーサイドターンをするようになってきていたので、僕はUさんに尋ねてみた。「Uさんは、ヒールサイドとトォーサイド、どっちが好きなんですか?」、すると「以前はヒールサイドだったけど、最近トォーサイドも好きだね。」と予想通りの答えが返ってきた。それを聞いたコバは「えぇ~そうなんだぁ~、俺トォーサイド苦手なんだよなぁ~」とぼやいた。さて、この勝負の結果は如何に…。
吹雪で視界不良の真っ白い世界の中、斜面を目指す一行。
ハイク中に勝負を挑んだ憧れのお客様Uさん(左)と本日のテールガイド小林明弘(右)。
トォーサイドターン部門の勝者は、Uさん。
スプレー部門の勝者も、Uさん。
そして、最後のヒールサイドターン部門の勝者も、Uさん。しかも、トォーサイドターンからの一連のターンで3部門を制覇し圧勝での三冠王達成、Uさんおめでとうございます!!プロ顔負けのいぶし銀のターンです。いやぁ~ほんとカッコ良いです。
3部門全てで完敗のテールガイド小林明弘のヒールサイドターン。コバが勝てたのは、部門外のジャンプと笑顔くらいか…(笑)。勝負を挑んだことを後悔していました。
良いラインをチョイスしビッグスプレーを上げるSさん。
昨日も参加のHさんのナイストォーサイドターン!!当初今日はツアー参加の予定ではなかったが、リフト運休の可能性もあるので急遽参加を決めた。「リフト運休の猛吹雪の時こそBC日和ですよ。リフト止まったらやる事無いし、数分の晴れ間が出る可能性ありますから」と僕が言った通りになった。
こちらも急遽の予約で参加してきたリピーターのOさん。参加した甲斐ありましたね。
タイ在住で初参加のEさん。極寒ニセコのディープパウダーを当てました。
3週間のニセコ滞在でこれで3回目のツアー参加オーストラリアから来たDさん。
本日のリーダーガイド山田誠。
【ご報告】
今日のツアー中に僕が後ろ足のステップインがちゃんと入っておらずに滑り、ウネリで転倒。新年早々ですが左足首を負傷してしまいました。ツアーは最後までこなしましたが、恐らく靭帯損傷を思われ、もしかしたら暫くの間僕はツアーに同行出来ない可能性がありますが、期待の新人カメラマン黒田君が「戻ってくるまでは任せて下さい!」と頼もしく言っておりました。この忙しい時に申し訳ありませんが何卒よろしくお願い申し上げます。
Kage
Author: Kage Photo
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