PHOTO SESSION BLOG

山は、美しさと厳しさが常に隣り合わせ。そう、山の天気のように…。

Date:2024.02.08

こんばんは、Kageです。
今日は常連様やそのお友達などの6名のお客様とBCツアーにてPhoto Sessionしてきました。

ここ数日ニセコはまともな降雪が無いのに加えて連日晴れた事もあり、南の斜面はクラストし板の操作が非常に難しい状態となっているし、山の上部は先日の強風で雪が飛んで固くなっていたり、シュカブラやスプーンカットなど雪面がガタガタになっていたり、外国人を中心に連日多くの人がBCエリアを滑っていてトラックが多く残っていたりと、そろそろ雪が降ってくれないと斜面選びが難しくなってきている。今日は僕が信頼している天気予報サイトに因ると午前中晴れマークが付いており昨日のように段々と晴れ間が出て来てくれたらと淡い期待を抱きつつ、雲の多い小雪舞う天候の中を僕らは歩き始めた。

歩き始めて直ぐにある急登を登っていると、今日初参加でスノーシューを履くのも初めてBCも初めてだと言うお客様が「僕もう無理かも」とあまりの速さのリタイヤ宣言にビックリしたのですが、もう少し頑張ってみることになり、結局はリタイヤする事なく最後までツアーにご参加頂けた。

今日も冷たい風が強く吹いていて、天気予報の晴れマークは何処へやらフラットライトの白い世界がずっと続いていた。時折光と青空が見えるものの、それはほんの一瞬で、今日のメインディッシュの斜面では多少なりとも斜面が見えるまで待ってみようと思っていたのに、あと一歩及ばずという煮え切らないような状態だったが、光が射し込んでくれたのは最後の最後でした。まぁ~基本的に雪は良かったのですが、もう少し見えてくれたらという気持ちは拭えません。まぁ~自然相手のスポーツそういう事もありますね。場所により猛烈にクラストしている場所もあったし、お客様が板を流してしまうという事件も起きたし(無事に回収)、ちょっと危険な一幕もあったので、パウダー滑れて、安全に下山出来て、笑って居られて、明日以降も山に滑りに行けるのだから良しですね。


風が強く、視界もイマイチで斜面が良く見えない。聊か厳しく難しい山の状況だった。




斜面が良く見えないながらも沢のレギュラーにバッチリ当て込むSさん。




全身で粉雪を浴びる本日唯一のスキーヤーMさん。




フラットライトでも真黄色のウェアが映えるMさん。




先日のナイター特訓の成果が少しずつ垣間見れるT.Yさん。




休憩の度に皆にお菓子を配って歩いてくれた初参加のKさん。有難う御座います。




なんとか最後までツアー参加し、最後は「達成感半端ない!」って言っていた初BCのM.Yさん。




光が来たのは最後の最後でした(笑)。




山の状況、気象条件、メンバーの技量体力など難しい状況が重なる中、本日のリーダーガイドを務めた佐藤岳。




お客様に「今日は頑張って仕事していた!」と仕事ぶりを褒められていた本日のテールガイド小林明弘。




「安全に下山する」、それが一番大事な事。
山は、美しさと厳しさが常に隣り合わせ。そう山の天気のように…。

Author: Kage Photo

kage

撮影同行料無料! PHOTO SESSIONの詳細はこちら≫
皆さんツアーご予約時にPHOTO SESSIONのリクエストをお待ちしております!! その日その方のAll Dataパッケージプランも大好評です!

top