改めてゲートの外はバックカントリー
Date:2022.02.04
こんばんは、Kageです。
今日はリピーター様を中心とした6名のお客様とリフトを使ったBackcountryツアーに同行してPhoto Sessionしてきました。
ニセコなだれ情報によると24時間降雪は40cmとなっていて、かなりの積雪がありましたが、夜半以降風があまり吹かなかった事もあり、スキー場周辺では昨日のトラックが残ったままリセットしておらず、40cmも降雪がありながら面ツルにならなかったというなかなか珍しい状況でした。基本的には滑るにも当然他のトラックは無い方が良いのですが、写真的にはやはり無い方が良いのでもう少し風吹いてくれていたら良かったのに…って感じでした。まぁ~それでも場所を選べば、面ツルの底なしディープパウダーを存分に楽しめましたよ。
朝POWDER COMPANYに集合した頃は晴れていたのに、ツアーを行うモイワスキー場に着く頃には残念ながらすっかり晴れ間は無くなってしまいました。その後何度か晴れてくれたのですが、滑る時には晴れ間が無くなるという感じで、今日はなかなか晴れのタイミングをバッチリ合わせる事が出来ませんでした。
そして、今日はツアーの撮影中に近くでクラックに落ちてしまった方が居たので救助しに行きました。行ったらたまたま知り合いだったのですが、クラックが開いている事を知らずに勢い良くクラックに滑り落ちたようで、本人曰く足首が折れたと言っていました。取り敢えずクラックから引き上げ、痛み止めを与えて、搬送を試みましたが、とても体の大きな方だったので容易ではなく、搬送するとなるとかなり時間が掛かりそうだったので、僕らもツアー中だった事もあり、スキー場管理区域外なので救助にはお金が掛かりますが本人の了承のもとパトロールに救助要請をしました。滑ったらスキー場から直ぐの場所ではありますが、意外とパトロールの救助も難航し、結局隣のアンヌプリスキー場まで搬送するのに3時間掛かっていました。何も装備を持たずにお1人で滑っていらっしゃった方でしたが、あまり寒い日ではなく良かったですが、怪我して雪の中で何時間も動けなくなった自分を是非想像してみて下さい。たまたま僕らが目撃してパトロールに正確に場所を伝えられて3時間掛かったのが現実です。今季モイワスキー場からアクセスするバックカントリーエリアはクラックだらけとなっており、それが日々どんどん広がって来ているので、昨日クラックが無かった所も今日はクラックが開いているかもしれないので、本当に注意が必要な状況です。本人「あぁ~やっちゃったよ、軽く考えていたよ。皆さんごめんなさい!」って言っていましたが、クラック落ちや怪我、雪崩は明日は我が身なので、改めて身を引き締めて行動しなくてはと思った次第です。ツアーは途中中断してしまいましたが、皆さんも自分も改めて自分達が楽しんでいるこの遊びを考えさせられるキッカケになった事案でした。皆様も気を付けて、楽しみましょう!!
毎年モイワで素晴らしい写真を残しているKさん。
光が入り切らず残念でしたが、青空をバックにスプレーを上げるAさん。
こちらは初参加のTさん。
面白い形状の板を乗っていらっしゃったTさん。
ちょっと歩いて面ツルパウダーを狙う一行。
沢でターンするYさん。
代名詞とも言える規格外のスプレーを上げるリーダーガイド山田誠。
スプレーから出て来たテールガイド小林明弘。
Author: Kage Photo
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