PHOTO SESSION BLOG

新雪降ったけどフィルムクラストやシャウダー滑れました。

Date:2022.04.08

こんばんは、Kageです。
今日はリピーター様2名からリクエストを頂き、BC HikeツアーにてPhoto Sessionしてきました。

数日前までは何日か晴れが続き、フィルムクラストなど待ちに待っていた極上の春雪コンディションを堪能出来ましたが、4月6日以降毎日のように微妙な雪が降ってしまいせっかく整っていた極上の春雪を覆い隠してしまいました。

しかも、夜半から雪が降り、今朝は町でも数センチ雪が積もり、その後は晴れて最高気温は7℃と高くも低くもない気温で、パウダーを狙うにはそれ程積もっていないし、気温も低くないので朝からの日差しでストップスノーになってしまう可能性が懸念された。パウダーを狙うなら標高の高い吹き溜まりに早めに行く必要がある。反面、朝からの晴れである程度雪が緩んでくれ、日中は一旦ストップスノーになるかもしれないが再び冷え始める夕方を狙うのか?それとも欲張ってパウダーと春雪の両方を狙うのか?なかなか判断の難しい日となった。

春雪を夕方狙うには、新雪が降り過ぎた上に些か気温が低くて雪が緩み切らない気もするが、昨日からこの状況を予想した上で、ガイド陣とも相談し夕方狙いとし、お客様とは昼前に集合とした。

しかし、集合時間にパウダーカンパニーに向かうと、なんとそれまで晴れていたのに雪が降り始め、その後暗くて重たぁ~い黒い空模様となってしまった。予報では雪は朝までで、その後は晴れる筈だったのに…。なんちゅうこっちゃっ。なんだかんだ午前中も雲が多かったし、気温は低めだし、雪は緩まずに硬いかな?厳しいコンディションかな?と思った。ガイド陣とも作戦会議をし、取り敢えず車で山に行ってみて状況を見ながら考えようという事になった。

山の麓に行ってみると懸念していたより全然コンディションは悪くなさそうだ。降ってしまった新雪も殆ど影響無く先日のフィルムクラストが残っている所も確認出来た。太陽の向きと斜面の向きを合わせれば良い写真は撮れそうだ。しかし、問題は太陽が出てくれるのか否かがカギとなりそうだ。歩き始める頃にはまた良い感じに晴れていたのだが、その後雲がどんどん湧いて来て、風も強く雲の流れが速いので、光が直ぐに遮られたりとなかなか思うようにはいかない時間もあったが、夕方になるにつれ雲も少なくなり、ビカビカと輝くフィルムクラストの所でも撮影が出来たし、最後もちょっとフィルムクラストの貼ったシャクシャクのシャウダーでグッドコンディションだった。結果的に見れば、今朝や昼に降ってしまった雪や昼の暗くて重たい空模様から考えるとストップスノーも一切なく、ビカビカのフィルムクラストの撮影も出来たし、最後はシャクシャクのシャウダーも滑れたので万々歳だったのではないでしょうか。夕方作戦は成功だったと言えるでしょう。


ニセコを代表する超メジャーBCポイント。




雲が次々と現れては去っていき、斜面も明るくなったり、暗くなったりを早い周期で繰り返す。




毎年3月で滑り終えていたSさんに、春の楽しさを教えてあげたいと思っていましたが、取り敢えずフィルムクラストやシャウダーを滑れましたね。まだまだ今月極上を狙いましょう!!




スノーボードでレギュラーでもグーフィーでも滑り、スキーもこなすマルチなOさん。今日はグーフィーで。




雲の流れが速く、山の斜面の影もどんどん移動して行く。そんな時は白黒の写真がハマる。




本日のリーダーガイド佐藤岳。




テールガイド佐野雄介。




研修として4月POWCOMに居る事になった山本ゆうや。

Author: Kage Photo

kage

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