昨日の快晴THE DAYの代償

こんばんは、Kageです。
今日は個人的には久しぶりにBC HIKEツアーに同行してPhoto Sessionしてきました。

今日は本来昨日POWCOMツアーにご参加頂いたのだが Photo Sessionのリクエストを頂いていたのに僕が別のツアーに同行したため写真を撮る事が出来なかった若い二人組を撮る予定だった。一昨日の時点で昨日のツアーに僕が同行出来ない旨をPOWCOMから伝えると、「非常に残念がっていた」と昨日の朝ガイドから聞いていた。昨日の朝、晴れて光が良かったので僕がPOWCOM前で色々と写真を撮っていると、その方がやって来て「今日僕らのツアーにカメラマンは誰も来て頂けないのでしょうか？」と尋ねられた。「はい、申し訳御座いませんが僕は別のツアーに今日同行する事になっていまして、僕の体は一つしかないので…。でも、明日もご参加でしたよね？明日は撮りに行く予定です。」と言うと、「プラス１万でも払うので、来て頂けませんか？」と若いのに凄い交渉力で迫って来た。まぁ～昨日は朝から快晴で、そんな日に撮って貰いたいのは無理もないが、そんなに撮って貰いたいアピールをして来た人は、POWCOMで写真を撮って16年になるが居ないように思う。勿論、「この日に行くのでお願い致します！」と前以てスケジュールを抑えて欲しいと連絡頂く方は何人もいらっしゃいますが。しかし、そんな撮って貰いたいと思って頂けるのは本当に有難い事で、僕もとても嬉しかったです。その声には極力応えられるように努力していますが、カメラマンの人数にも限りがあり、お応え出来ない場合が生じている事をお詫び申し上げます。そんな経緯があり、今日僕はその強い思いに応えるべく同行したのだが、非常に残念ながらその方昨夜足を捻挫してしまいツアーキャンセルとなってしまいました。またのお越しを心からお待ちしております。お大事に！！

さて、その熱き思いを持った若い二人組は居なかったけど、Photo Sessionの常連様も複数いらっしゃって今日も頑張ってきました。しかし、今日は久しぶりに２４時間降雪が殆ど無く、しかも昨日は暖気の影響で１月なのに雪が板に張り付く感じまであったし、ほぼ丸一日快晴でリフト周辺やメジャーなＢＣスポットには無数のトラックが刻まれ、陽の当たる斜面はクラストしてしまっていた。昨日の晴れは素晴らしく、ニセコの山頂ゲートがオープンした事もあってTHE DAYを味わった人も多かったのではないだろうか？しかし、その代償が今日やって来てしまったというワケだ。

そんなワケでクリスマス頃からずっと続いていた極上コンディションも一旦一段落という感じで、薄っすらクラストしたシャリシャリ・サクサクの斜面に薄っすらと軽い雪が載っていて、気は抜けないが無茶苦茶板が走るし、ブカブカのディープパウダーとはいかなかったが、これはコレで気持ち良しという雪でした。次の降雪を期待しています。これを書いている現在降った雪が良い感じに積もり始めています。明日は極上パウダー復活か？？？


気持ち良さそうに？滑るKさん。写真からはシャリシャリとしたクラストした音は聞こえて来ない。





上部のオープンバーンでスプレーを飛ばす初参加のIさん。




新しい板バラクーダの軽快な乗り味を楽しむYさん。




GentemstickのXYでスプレーを飛ばすMさん。




青空も覗いてくれたハイクツアー。




本日のリーダーガイド山田誠。




テールガイド中村美峰子。

Author: Kage Photo