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朝から晩まで盛り沢山の一日

Date:2021.03.03

3月3日のツアーは、お世話になっている常連様と一緒に朝から晩まで盛り沢山の一日でした。

前日の3月2日夕方から風速30m前後の猛烈な風が吹き荒れ、スキー場は全てクローズとなり、急激に吹き溜まりも出来て災害級レベルの大嵐となった。2008年くらいにもっと凄い嵐があったが、それを思い起こさせるものとなった。前日樹林帯を歩いているだけで雪崩が頻発し、その後その上に更に猛烈な風が吹き荒れて途轍もない吹き溜まりが積もった事を考えると、ここ10数年で一番危険な積雪状況になっていると予想された。ニセコなだれ情報によると最大で吹き溜まりが250cmに達したという。それがあの非常に不安定な雪の上に乗っかったのだから、スキー場内や道路脇など何処でも雪崩に対して厳戒態勢という感じだった。過去にヒラフの通称尾根で起きた雪崩でスーパーコースを滑っていた人が埋まるという事があったが、僕もいつ何処で喰らうか分からないのでこの日はスキー場内でもビーコンのスイッチONにして滑った。

しかし、厳戒態勢の気持ちでいざ滑ってみると、ところがどっこい思いの外雪は安定していて、急斜面を滑っても大丈夫だったのには驚いた。それよりも猛烈な風でカチカチ・ガリガリになった上に載っているパウダーを滑るのがなかなか難しいし、危ない。下のガリガリに当たらないようにソォ~っとターンするのだが、薄い所と深い所が混在していて全く気が抜けない状況だった。

午前中は軽くスキー場内を流し、その後はGentemstickから新しく出たバインディング無しで乗るPowderstickやAsmoなどフリーフットな乗り物をリーダーガイドのオームの家の裏でやった。初めてこういった物に乗る人も居たが、皆チャレンジして、いい大人が無邪気に転げまくって大笑いして、童心にかえって楽しみました。パウダーの下のガリガリが無ければもう少し滑れるのだが、かなり難しいコンディションでした。

その後急速に天気が回復し、晴れ間が出て来たのを見計らって、ハイクして滑ってきました。狙っていた斜面は、流石に午後からでは先を越されていたけど、青空にパウダーは最高です。そこがノートラックでは無かったので、ちょっとマニアックな場所に移動して夕方の西日でオープンバーンなど数本滑りました。木漏れ日がとても綺麗でした。

そして、更にナイターも数本滑って、朝から晩までずっと盛り沢山の一日でした。ナイターの非圧雪の所は雪が泥みたいな感じのパウダーでした。あんな雪も初めてで、「泥パウ」と名付けました(笑)。


ガリガリの上に載ったパウダーでスプレーを上げるFさん。




第2ラウンドはバインディングの無いフリーフットの乗り物遊び。




Gentemstickから新しく出たPowderstickでスプレーを上げる岡田修。




Kさんも初挑戦。最後は下まで転ばずに滑れていましたね。




午後晴れたのを見計らってハイクしての一本、青空をバックにスプレーを飛ばすFさん。




夕方SessionでのKさん。




プロスノーボーダーの早川りえちゃん。




ナイターセッションで岡田修のラインをトレースする早川りえ。 

Author: Kage Photo

kage

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