PHOTO SESSION BLOG

毎週通って掴んだ春の極上コンディション

Date:2022.04.28

こんばんは、Kageです。
今日はこの春毎週ご参加頂いているお客様とPrivate Photo Sessionしてきました。お客様お1人に対して、僕含めてスタッフ4名というツアーでした。

このお客様、スノーボードは大好きなのだが毎年パウダーの時期が終わる3月上中旬頃にはスノーボードを片付けていたそうなのですが、僕が「いやぁ~春無茶苦茶良いですよ!」と言ったのを機に、「では、この春は毎週参加して、その良い春というのを味わってみよう!」って事で、本当に週1で参加して下さっているのだ。そして、先週遂に極上のフィルムクラストのスーパーコンディションにバッチリ当たったのだが、僕が家族の事情で撮影に行けず、僕がとことん悔しい思いをしたのだった。

そして、今日を迎えた。昨日に雨が降り、更にかなり強い風がずっと吹き荒れていて、スキー場も終日運休を早々に決定したほどだった。今日は山の最低気温もマイナスで、日中もそれほど気温が上がらず、ここ最近にしては寒い日となり、山は朝の内硬いコンディションが想定された。その為、昨日の段階で今日の集合時間を朝ではなく昼に設定し、少しでも雪が緩む夕方狙いとした。午前中は晴れ予報だが、14時以降雲が出る予報となっていて、写真的には午前の方が良いのかもしれなかったが、雪が少しでも緩んだ方が良いし、午後はどんどん強風が落ち着いてくる予報になっていたので夕方に狙いを定めた。

リーダーガイドの佐藤岳と相談し、3~4つある候補の中から行く場所を決めた。もしかしたらフィルムクラストのキラキラとなっているかもしれないので、太陽の位置と角度的にキラキラとなる向きの斜面もあるし、雪が緩んでいなかったら日当たりの良い南向きの斜面もあるし、夕焼けも狙える場所もあるしと、東西南北色々斜面を選べて、アクセス良く色々な事が出来る場所を選んだのだった。しかも、先週冬季封鎖道路のパノラマラインが開通したので、アクセスがかなり楽になっている。パノラマライン開通は、ニセコの春を楽しむ上では一つ大きなトピックなので、春を味わう為に毎週通って頂いているSさんにも体験して貰いたい1つだった。

しかも、今回は岳も僕も使った事のない最短ルートでアクセス出来る場所に車を停めてみたら、笑っちゃうくらいイージーアクセスで、近いし登りも斜度無いし、帰りは車まで楽々滑って行けるしで超最高だった。そして、そこからアクセスしたからかもしれないが、一部バッチリフィルムクラストとなっていて、キラキラと光っている斜面を発見出来たので、まずその斜面から撮影を始める事が出来た。先週のSさんのフィルムクラストの撮影を逃した僕にとっても、今日フィルムクラストを撮れたのは本当に有難い事だった。フィルムクラスト自体は先週の方が良かったとは言え、多少は穴埋め出来た気がしたのだ。

2~3本フィルムクラストとザラメのキラキラを撮影し場所を移動、夕焼けの撮影に切り替えた。ハッキリ言って、どの方角も極上コンディションだった。心配していた雪の緩み具合も良い感じだし、フィルムにザラメにで板が超絶走ってストレスフリーだし、予報通り雲は出て来てしまったけど、風もどんどんなくなり最後は無風状態だったし、お客様のSさんも夕焼けの写真なんて撮って貰った事ないと言って喜んで頂けたし、夕方狙いがバッチリハマり、時間の設定、ルート、斜面の選択、雪の状況、何一つマイナス点がない程最高のツアーとなった。いやぁ~ほんと極上だった。僕らが全員極上と思えて、「やっぱり春って最高!!」と思えるこの状況をSさんに体感して貰えたのが、嬉しかった。岳とも毎週参加を決めてくれたSさんに、「極上を味あわせてあげたいね!」と以前から話しをしていたので、それが叶って本当に良い1日となりました。最高です!!


キラキラと輝く斜面を登って行く、一行。




フィルムクラストとザラメのミックス、極上斜面で綺麗なターンを刻むSさん。




滑りに惚れ込み、毎回Sさんの指名でリーダーガイドを務める佐藤岳。




ハロをバックに滑る研修生の山本雄也。




太陽の左右のハロの所に小さな太陽みたいなのが見られるサンドッグ(幻日)という珍しい現象も見られた。この写真では分かり辛いが、写真右端に小さく光る点が見える。




予報通り雲が出てしまったが、なんとも淡い夕焼けでそれはそれでまた良かった。




夕焼けをバックに滑るSさん。




テールガイド中村美峰子。

Author: Kage Photo

kage

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