立山ツアー３日目

こんばんは、Kageです。
今日は晴れの予報だったにも関わらず夜半２時頃から雨の音がし始めた。朝になっても雨は止まず、真っ白な立山でスロースタート。雨雲レーダーも見ても全然雨雲が無いし、どの天気予報を見ても晴れの予報となったままなので、この後急速に晴れて来るのかな？と思うが、山は真っ白のままだし、雨が止んだと思うと、また降り出したりを繰り返し、なかなかハッキリしない天気だった。今日は1人のお客様を除いて全員が下山し、４人のお客様が上がって来る事になっていて、お客様が総入れ替えとなる日だった。今日下山するお客様の為にも早目にツアーを開始したいし、今日下から上がって来るお客様も天気が良いなら朝一便で上がって来て早めにツアーに合流出来ればという感じだが、この雨とガスでなかなか動き出せない。

１０時前小雨は降り止まないが、さほど影響のない雨なので滑りに行く事にした。しかし、立山全体がまるで蒸し風呂かサウナにでも化したかのようなジメジメ＆蒸し蒸しとした体に纏わりつく暑さだ。今まで山の上では体感した事のない蒸し暑さだった。ただじっとしているだけでも汗が出て来る程だ。小まめに休憩して水を飲みながらゆっくりと歩くようにするが、異常な蒸し暑さが体に堪える。オマケにたまに太陽が出ると更に熱気ムンムン状態となった。

滑ってもタップリ水を含んだ雪で、雪が板に纏わりつくようにストップスノーだ。厄介なのは板が走る場所とストップスノーが同じ面に混在していて、滑り難いのなんの。なかなか難しいコンディションだった。

バンクやオープンバーンを滑って昼には宿に戻り、今日から参加する下から上がって来たお客様達と合流し、下山する方たちは下山準備をし、天気の改善や板が走りそうになったら下山する方達のお見送りついでに今日上がってきたお客様達と滑りに行こうと思ったけど、状況の好転が期待出来ずお見送りだけして終了となった。


歩き始めて直ぐに立山の名物であり国の天然記念物であるライチョウに出合う。




雨が降ったり止んだりの蒸し蒸し陽気の中登って行く。今回の立山は本当に人が居なくてトラックも全然無いし、雨による縦溝も無かった。




時折陽が射すと一層蒸し暑くなり、体力を奪った。




レギュラーのバンクで板を回し込むＫさん。




レイバックを決めるＹ君。




並をイメージしてレギュラーの波に当て込むサーファーB君。




世界の波に乗って来たサーファーKさん。




カットバックのようなラインを刻むＮさん。




ボウルセクションに当て込む岡田修。

Author: Kage Photo