立山ツアー4日目:雨の予報から逃げ切り
Date:2022.05.12
立山ツアー4日目、今日元々雨の予報となっていたが、雨は14時前後からとなりそうで、午前中はなんとか天気が持ちそうだった。しかし、明日13日は雨となりそうなので、明日迄だった予定を1日早く切り上げて、今日滑って下山する事にした。その為、いつもは朝ゆっくりしている我々も今日は朝食開始時間の6:30から朝食を食べて、チェックアウトし、滑走に不要の荷物を室堂ターミナルのコインロッカーに預けて、早目に滑りに行く事にした。そして、今日朝一で上がって来る日帰りでご参加のお客様と合流。
今日も朝の内は雲があるものの晴れていて、昨日同様巨大なハロが空に広がっていた。昨夜降った雨の為か雪は締まっていて直登するスノーシューが良く嚙んでくれる。昨日高山病のため頭痛が出て夜ご飯もあまり食べられずに早目に寝たお客様も無事に復活した。さっき来たばかりのお客様も息が苦しそうだが、順調に登って行く。酸素が薄いので登るのは誰しも身体が重いし息が苦しいが、雨予報だったのに晴れて遠くまで見渡せる視界良好となったこの天気を有難く感じながら登って行く。
先日遊んだグーフィーバンクとその上にあるバンクで何度か遊んでから若干先日とは違うルーティンで今日も天狗平山荘に向かう事にする。昨日の雨で板が走る様になるのを期待したが、僕の板は昨日よりも板が走ってくれなかったが、何度滑ってもこのエリアの巨大オープンバーンは走り易くて最高に気持ちが良い。そして登り返して、その隣の同じ向きのオープンバーンをお代わりの一本。今回の立山トリップのラストランだ。
しかし、登り返しを始める頃には天気が怪しくなってきていて、ガスが降りて来始めていたのでどうしようか悩んだが、ガスに包まれたら上まで行かずにその場所から滑るつもりで登った。ドロップポイントに着くと、丁度僕らの居る所より上はどんどんガスが広がって来ていたので、急いで滑る準備に切り替えて、速攻ドロップイン。なんとかガスに包まれるギリギリで滑り終える事が出来た。もう少し遅かったらまたガスで視界不良となる所だった。危ない危ない。僕らはガスからギリギリで逃げ切り、無事に立山でのラストランを終えて天狗平山荘にピットイン。そして、〆のラーメンを食べて、一度室堂にデポした荷物を取りにバスでターミナルに戻って荷物を回収して下山。そのタイミングで丁度雨が降り始めた。またしても、なんとも凄いタイミングだ。今回は全てがまるで計ったかのように絶妙なタイミングで天候に恵まれた立山だった。立山の女神が微笑んでくれたかのようだった。有難う、立山!!また来ます!!
新たな参加者とも合流し、巨大なハロのもとハイクアップ開始。
少しずつキラキラのザラメも育ち始めていた。
雨の予報だったが、朝の内は遠くまで見渡せる良い天気だった。
空が近い。空の中を歩いて行くような感覚は高所ならでは。
テクニカルなグーフィーバンクに挑むYさん。
奥大日岳をバックに滑るBob。
グーフィーバンクに当て込むK先生。
今日も巨大オープンバーンに一筆書きをする岡田修。
一筆書き描かれた岡田修のライン。
こちらは日帰りで参加のKちゃん。
皆のライン。
Author: Kage Photo
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