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立山ツアー Day 3 : 熱いバンクセッションと奇遇な遭遇

Date:2025.05.15

こんばんは、Kageです。
今日は立山ツアーの3日目で最終日。恐らく僕の今季最後のPhoto Sessionツアーとなります。

天気予報は午前中晴れで午後は曇りとなっており、朝はその予報通り晴れてくれました。ツアーの3日間とも晴れてくれるなんて何ともラッキーでした。しかし、朝は昨日晴れだった放射冷却と風の影響で全面カチカチに凍っていて、日射を受けて少しでも早く滑走し易くなってくれればという朝でした。今日は13時頃のバスで下山したいので正午頃までしか滑走出来ず、あまりゆっくりもしていられない状況なので、今日は風の影響が少なく、かつ朝から日射の当たっている面からスタートし、標高の低いバンクで遊びながら徐々に標高を上げていく作戦で行きました。

8時半に日本最古の山小屋という宿泊していた室堂山荘を出発。まずは山荘裏の斜面の滑走からなのでハイク無しでドロップイン。朝からバッチリ陽が当たっている斜面なので良い感じに雪が緩んでおり、心配していた雪の硬さはなく気持ち良く滑走出来ました。そして、その後は昨日はグーフィーバンクでしたが、今日は幾つもあるレギュラーバンクを下から順に遊んで行きました。当て込んだり、ジャンプしたり、納得出来なければ何度も何度も登り返してのバンクセッションが繰り広げられました。

標高の低いバンクから徐々に標高を上げていく作戦が功を奏し、朝の全面カチカチ状態の影響無く、硬くて滑りにくい所は無かったし、風も上手くかわして快適にセッション出来ました。そして、面白いことに一つ目のバンクで遊んでいた時、バンクの裏手から一人登って来たなぁ~と思ったらなんと5月から雷鳥沢ヒュッテで働き始めたPowder Companyの高久智基社長の息子タケアキでした。タケは今季Powder Companyの店舗でも働いてくれていたので顔馴染みのお客さんも居たし、皆偶然の再会にビックリでした。リーダーガイドのオームはこの立山でタケにスノーシューを渡す約束をしていたそうで連絡は取っていたそうだが、帰りに室堂ターミナルで受け渡し出来ればと考えていたそうで、タケは朝の仕事が終わった後一人で滑りに来ていて、大人数の僕らが居るのを遠くから発見して来たのかと思いきや、たまたま歩いていたらバッタリ遭遇という何とも奇遇な出来事でした。僕らもスノー業界の知り合いが多いので立山に居ると毎日知り合いに遭遇するが、まさかこんな所で会うなんて。そんなワケでそこからはタケもツアーに加わり一緒にバンクセッションを楽しみました。昨日途中からツアーに参加する事になった下山予定だった鈴村夫妻と言い、昨日の夕方セッションでたまたまドロップポイントで一緒になったホテル立山で働く子と言い、タケと言い、今回の立山はバッタリ遭遇してそのままツアーにジョインという流れが面白い。

18歳のタケが加わり急に平均年齢が引き下げられたが、20代30代の居ない18歳から上は64歳までの総勢13名がひたすらバンクと向き合い、3つのレギュラーバンクで数え切れないくらい登り返し、結局予定していた時間ギリギリまで熱いセッションが繰り広げられました。最後のバンクでタケと別れ、そして13時20分の臨時バスに乗り込んで皆無事に下山。今回初参加の3名のビギナーズラックのお蔭か3日間の全日程で晴れ、ストップスノーになる時間はあったものの、怪我人も高山病になる人もおらず最高に楽しい大人の遠足が終了しました。最高でした。ご参加の皆さん有難う御座いました。

そして、これにて2024-2025シーズンのPhoto Sessionツアーも無事に終わりました。Powder Companyの皆様、今季Photo Sessionツアーにご参加頂いた方々、家族を始め活動を支えて下さっている方々に感謝します。また来季セッション出来る日を楽しみにしております。有難う御座いました。

2025.05.15. Kage


まずは山荘裏手の斜面からスタート。




本日の一本目は岩と雪庇とクラックの間を抜けるラインを滑る昨日から急遽参加のGentemライダー鈴村新から。




一昨年から足繁くPOWCOMに通ってくれ、立山に来れるくらいに成長したGちゃん。




バンクセッションはリーダーガイド岡田修からスタート。1つ目のバンクにて。




Captains Helm TokyoのShohey。




レイバックを決めるTちゃん。




こちらもここ3年くらいPOWCOMに通ってくれている初参加のMちゃん。




一本目でiPhoneを失くし、見事に見つけて帰って来たRipzinger。




昨日からオームに連行された鈴村新の奥さん鈴村なおみ。




レイバックを決めるテールガイド山田誠。




偶然現れた高久智基の長男タケアキ。




標高の高い立山では酸素が薄くハイクが辛い。




レイバックを決めるH君。




ステイルフィッシュを決める山田誠。




お客様も皆エアにチャレンジしたが中でも何度も果敢にチャレンジし64歳とは思えぬエアーを見せてくれたK先生。あっぱれです。




こちらは若さゆえというフレッシュなエアーを何度も見せてくれた18歳の高久タケアキ。




スプリットボードでもスタイリッシュなエアーを見せてくれた鈴村新。




熱いセッションの最後を締めてくれた岡田修。




皆様立山ツアーお疲れ様でした!!

Author: Kage Photo

kage

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