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立山ツアー2日目:デイセッション編

Date:2022.05.10

立山ツアー2日目は朝4時起きで朝焼けセッションをし、7時半には滑り終えて宿に戻り、朝ごはんを食べて暫くゆっくり過ごして10時に再度滑りに行った。

朝焼けセッション編で前述した通り、朝焼けセッションをしようと思ったのは一度立山で朝焼けか夕焼けでのセッションをしてみたかった事に加えて、昨日降り積もった新雪が日中の晴れでストップスノーになってしまうだろうから折角の新雪を板が走る内に滑っておこうという二つの理由からだった。早起きして行った甲斐あって、今まで毎年のように立山に通っていて写真に収めていなかった壮大な立山の日の出シーンや朝焼けの滑走シーン、オーバーヘッドのパウダーショットまで撮る事が出来て、僕もガイドのオームもお客様も皆朝の段階で既に満足していた。

しかし、折角の滞在中唯一の晴れの予報だし、まだ朝で時間はタップリあるので滑りに行ったのだが、恐らく猛烈なストップスノーになるだろうと思っていて、毎回楽しみにしていて今日の昼ご飯に予定している天狗平山荘のラーメンを食べる為にストップスノーと戦いながら皆で笑いながら天狗平山荘に滑って向かう事になるだろうなぁ~と思っていた。

取り敢えず、まずは浄土山にあるグーフィーバンクを目指して燦々と降り注ぐ太陽のもとハイクアップ。辺り一面新雪で覆われていて面ツルの斜面に新しいスノーシューの跡を残しながら登って行く。目的のグーフィーは例年より些かテクニカルだったが、皆で当て込みセッション開始。11時になっていたが高度が高いからなのか、心配していたストップスノーはまだない。板も走って皆何本か登り返して思い思いに壁に当て込む。しかし、そこで事件が発生。お客様の1人が壁に当て込んだ際に足を痛めてしまったのだ。同行のお客様に凄腕整体師の先生がいらっしゃったので直ぐにその場で診断&治療をして頂きましたが、ふくらはぎの肉離れとなり、途中離脱となってしまいました。元々痛めていた体もあり、シーズン最終日に満身創痍でのシーズンアウトとなってしまった。

離脱のNさんを見送った後、残ったメンバーで予定通りラーメンを食べに天狗平山荘に向けて滑り込む。そちらも不思議と全くストップスノーはなく快適に滑走出来た上に、新雪が積もって面ツルとなった広大なオープンバーンにしっかりと自分のトラックを刻めるなんて最高過ぎて超気持ちが良い。う~ん、タマラン。

そして、天狗平山荘にピットイン。そこには白馬の鈴村新チーム、TOYO TIRE撮影チーム、Teton Brosチームと知り合いだらけで、沢山の人と顔を合わせる事が出来た。それも、町で営業していれば大繁盛しそうなほどのクオリティを誇る美味しいラーメンなど美味しい食事と、この場所を起点とした斜面のクオリティやアクセスの良さから、多くの滑り手達が集まって来るのが理由だろう。僕らもここのラーメンと周辺の斜面が大好物で、滞在中必ず訪れる場所だ。今回もほんと期待を裏切らず最高だった。

美味しいラーメンとプリンに舌鼓を打った後、TOYO TIRE撮影チームが使った斜面のおこぼれを頂戴しに午後の一本へ。ここのオープンバーンも最高だし、午後は逆光で丁度光が良く好きな撮影ポイントの1つだ。鈴村新チームに参加していたPOWCOMのお客様でもある親子のお客様も混じって撮影、その様子を鈴村新達は天狗平山荘から観戦。そんな雰囲気もなんとも面白かった。

そして、夕方は昨日程ではないが綺麗な夕焼けとなって、朝焼けから始まり、面ツルパウダーを滑っての、美味しい食事を頂戴しての晴らしい一日を締め括ってくれた。いやぁ~ほんと立山ってここでしか味わえない魅力の詰まった凄い所だ。

それはそうと、今日はなんで新雪が降った後に思いっきり晴れたのに終日ストップスノーにならずに板が走ったのかが不思議でしょうがない。過去の経験からすると、このパターンは絶対ストップスノーになるのだが…。何故だ???う~む、まだまだ分からない事、未経験の事がいっぱいあって面白い。


ご覧の様に辺り一面新雪に覆われた立山をハイクアップしていく。




天国への階段。




グーフィーバンクに当て込みスプレーを飛ばす岡田修。




この1日だけの為に立山にやって来てバッチリSuper Dayを当てて行ったTさん。




Nさんの事件の瞬間。写真では全く分からないが、このターン後に雪面に倒れた。




午前最後のオープンバーンに刻まれた皆のトラック。5月に新雪にトラックを刻めるなんて最高だ。




午後の1本へ向け直登する一行。




斜面に綺麗に弧を描くリーダーガイドの岡田修。




岡田修に続いて、丁寧にターンを刻んだKさん。





ナイスヒールサイドターンを決めるHさん。




斜面を一望出来る天狗平山荘のテラスから皆の滑りを観戦する鈴村新チーム。




滑り終えて鈴村新チームと一緒に皆で乾杯。





この日の夕方も良い夕焼けを見せてくれた。

Author: Kage Photo

kage

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