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経験した事も無い変な雪

Date:2021.03.02

3月2日のツアーは、前半はアンヌプリスキー場内でドッカリと30cm前後積もった雪を堪能し、その後強風のためリフトの運行に支障が出て来たのでスノーシューを使って山に登りに行きました。

しかし、今日の雪は今まで30年間スノーボードをしてきて経験のない非常に変な雪でした。軽いのに湿雪で、スノーボードやブーツにべっとりと雪がくっ付くのに、ツボ足でラッセルしても膝~腿の深さなのに全く雪の抵抗を感じずラッセル感の無い、いくらでもラッセル出来そうな無抵抗な軽い雪。板は凄く走るのに、斜度の無いノートラックの所に入った途端に走らなくなる感じで、湿気ているのに軽く、走るのに走らない、歩くと無抵抗なのに滑ると抵抗がある、くっ付くのにくっ付かない…。理解不能な相反する雪でした。ノートラックの所を滑っているとスネに当たる抵抗が物凄くて、スネが痛いと初めて思いました。今までにこんなの無い初めての感覚でした。あと、雪の中がやたらと青いんだよねぇ~。氷河の青さと一緒で雪の水分量と光の関係なんだろうけど、アラスカの雪では何度も見た事があるけど日本では初めて見ました。

昼前くらいから猛烈に風が強くなって、標高の低い森に歩いて遊びに行きましたが、登っていると雪崩が頻発。今までも歩いている刺激で雪が切れ雪崩る事は何度かありましたが、この日はかなり顕著でノールでもないただの樹林帯を歩いているだけで、数歩歩いては雪が落ち、数歩歩いては雪が落ち、危ないので遊ぶ場所を変更して斜度の全然ない尾根を滑って帰ってきました。

夕方にはここ数年で一番の大荒れという位の猛烈な風になりました。


朝一スキー場内のパウダーを堪能するKさん。




良い感じにスプレーを飛ばすAさん。




綺麗なスプレーを上げるプロスノーボーダー早川健太君。




森へお散歩へ。しかし、樹林帯で歩く度に雪崩が頻発し、危ないので予定変更。




雪の中が青いのがお分かりだろうか?




ジャンプセッションで180のインディーグラブをメイクするリーダーガイド岡田修。




メソッドを決めるテールガイド山田誠。

Author: Kage Photo

kage

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