色々とふかい指数MAXな一日。
Date:2023.02.25
こんばんは、Kageです。
今日は有難いことに5組7名のお客様全員からPhoto Sessionのリクエストを頂き、BackcountryツアーにてPhoto Sessionしてきました。
昨日からの積雪は15cmでもう少し降り始めが早かったら良かったのに…とも思ったのだが、山はSo Deepなコンディションで麓でも歩くと腿~股、斜面に入ると底なし沼状態でツボ足では登れない感じでした。登っている時は時折光が射し視界良好だったのですが、いざ滑る時になると何にも見えない程の視界不良になり、視界が確保出来るまでちょっと待ちました。待ったお蔭で絶好のタイミングで滑る事が出来ましたが、その後は風も強くなり、視界不良とマイナス気温ながらちょっと湿った雪質のせいで今日もカメラには過酷過ぎるコンディションでした。一時はシャッターボタン以外の全てのボタンやダイヤルが凍って使えず、設定の変更が一切出来ないし、おまけに画像の再生も出来なくなり、シャッターボタンは押されてカシャカシャと撮れているような音はするものの、画像の再生が出来ないから本当に撮れているのか?明るさは大丈夫なのか?オートフォ-カスがちゃんと作動してピントが合っているのかさえも分からない状況になり、まぁ~大変でした。
さらに、今日はスラフ(雪崩の一種)が起きまくりだったし、2本目以降風が強くなってからは、ポールが雪に触れるくらいのちょっとした刺激でもピシッと雪が割れて亀裂が走るようなトリッキーなコンディションとなり、カメラポジションへの移動や斜面に立って撮影しているのも、結構ヒヤヒヤ物でした。ここ最近のカメラが正常に動作しない状況とスラフが起きる不安定な雪の状況、ウエアやグローブが濡れて冷える状況から脱したいものです。手が冷え過ぎてビリビリとした痺れがずっと続いています。来週からはずっとプラス気温の予報なので、明日でまた完全に季節が変わりそうです。
Kさんのこのターンで大量のスラフが発生、斜面を一掃した。
ターンを狙ってきたSさん。
自分のスプレーとスラフに「見えねぇ~」と叫びながら滑って来たTさん。
この一本目は視界があったがTさん夫婦が来ると視界不良の大荒れの天気になるのは気のせいだろうか…???
スプレーを上げてノールの先の斜面に滑り込むH.Tさん。
スプレーから出て来る姿がカッコ良かったニセコローカルのMさん。
深雪をクルーズするYさん。
お客様からのガイド指名が多かった本日のリーダーガイド佐野雄介。
視界不良に深い雪、今日を象徴する一枚。テールガイド下村雄太。
Author: Kage Photo
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