色々な事が良い方向に転がった一日。

こんばんは、Kageです。
今日は常連様２組３名のお客様とPhoto Sessionしてきました。常連様カップルですが今季は仕事がかなり忙しかったらしく、東北ツアーにはご参加頂いたもののニセコに来るのはなんと今季初となってしまいました。長年に渡りシーズン数回ニセコに来て頂いていましたが、こんなのは初めてです。まぁ～でもギリギリシーズンが終わる前にニセコに来て頂けて、こうして例年通りPhoto Sessionさせて貰えて良かったです。毎年継続していたものが途絶えてしまうのは悲しいですからね。彼らカップルと同じく以前は僕が監修していたテントツアーに一緒に参加してくれていたＮさんも札幌から彼らの日程に合わせて駆け付けてくれました。

そんな日でしたが、今日も朝から山はガスが掛かり、下界は晴れているもののなかなかガスが抜けてくれず、まずはゲレンデを数本滑ってから山に登りに行くことにしました。本当はゴンドラに乗って標高の高い所の雪も一通りチェックしたかったのだが、強風の影響で朝一はゴンドラが動かず仕方なくクワッドリフトを数本滑ることにしました。しかし、ゲレンデのコースであっても朝一から板が走らない。町の最低気温は４．０℃（最高気温は１１．９℃）で山の気温も０℃前後だったので気温としてはここ最近では低い方だし、そこまで板が走らない気温ではない気がするのだが、でも何故だか走らない。黄砂やPM2.5等の物質の影響かなと思ったが、昨日今日も北寄りの風なので中国方面から飛んで来る風向きではない。まぁ～理由は分からないがとにかく板が走らない。

クワッドリフトを３本回し、もう山へ行こうとしていたところでラッキーなことに強風のため運転を見合わせていたゴンドラが動き出したので迷わずゴンドラに乗る。丁度張り付いていた雲も抜け視界がクリアになってくれたし、何よりハイクしないで簡単に標高の高い所の雪質をチェック出来たので有難い。ゴンドラ降り場付近の標高でも板が走らなければ、基本的には山に行っても厳しいのだが、なんとその標高ならピステンバーンも非圧雪のバーンも両方とも板が走ったのだ。つまりは山に行っても板が走る可能性があるというワケだ。そんなワケで我々は元々はガス対策と強風対策であまり標高を上げない所に行こうとしていたが、その標高帯は板が走らないので、強風には吹かれるかもしれないが少しでも板が走ってくれる可能性を考えて、標高が高くそれなりに斜度もあるポイントに行くことに変更した。

これが結局は吉となり、僕らが向かった山の上部は板も走って最高だったし、風は強かったがある程度避けれたし、ガスに包まれることもなく視界良好の絶景を味わえたし、言う事無しでした。まぁ～帰り道の標高の低い所はなかなか強烈なストップスノーでしたが、もしゴンドラに乗れていなかったらこの猛烈ストップスノーの標高帯に行く予定だったので本当に助かった。そんなワケで今日は色々な事が良い方向に転がった一日でした。


２人のニセコ到着を祝うかのようにゴンドラが動き出し、ガスが抜け絶景が出迎えてくれた。




４月下旬に今季初ニセコとなってしまったが、Ｍさん今年もニセコに来てくれて有難う！！




ニセコの絶景に向かって気持ち良さそうにターンするUさん。




下部はストップスノーだったが、上部は最高に気持ち良くて高速ターンを楽しむNさん。




昨日までＢＣエリアには全然人が居なかったが、今日は晴れの日曜日ともあってか賑わっていた。




札幌から駆け付けてくれたＮさん。リップにナイス当て込み！！




何年も前のテントツアーの朝焼けセッション以来（？）となるイワオヌプリを滑るMさん。




残雪の山はモノクロが良く似合う。残雪のアンヌプリをバックに滑るＵさん。




本日のリーダーガイド岸秀彦。




本日のテールガイド佐藤岳。当て込みの写真も良かったがバリエーションを考慮してこちらの写真にさせて貰いました。

Author: Kage Photo