PHOTO SESSION BLOG

視界不良からの最高のクライマックス

Date:2021.12.26

こんばんは、Kageです。
今日はお1人でご参加の方4名のBackcountry Tourに同行してPhoto Sessionしてきました。

今年は雪の降り始めが大変遅く、また12月の中旬も1週間くらい春みたいにプラス気温の晴れがあり、積雪が増えないニセコでしたが、この一週間ようやくディープなニセコらしい素晴らしいコンディションが続いており、着々とスキー場のコースやゲートもオープンしていっております。あとはNiseko Unitedの各トップリフトとトップリフトからアクセスするゲートがいつオープンするのか?といったところです。

一昨日の24日からモイワスキー場のゲート6がオープンとなりましたが、あまりのディープなコンディションだし、一昨年まで圧雪していた帰り道のモイワ林道も昨年から圧雪していないため、余程のツワモノでなければゲート6から出ても帰りが大変なので行かない(行けない)状況となっています。今季もモイワのゲートから出てスキー場管理区域外に行かれる方は雪崩対策の三種の神器のみならずポールを持って行くことを強くお勧め致します。帰り道がないとハマりますよ。その帰り道も知らないと帰って来れませんし、帰り道が既にあるとしたら、誰かが深い雪の中をポールで漕いで大変な思いをして道を作ってくれたものです。その方へのリスペクトを持って滑って下さい。一昨日モイワゲートオープン日にゲートから先のドロップポイントまでを一生懸命道を作った後、ポール等をドロップインポイントで片づけていたら、数人のスノーボーダーが後ろから抜いてファーストトラックを奪って行ったそうです。自分達は道を作る事もしないで、一生懸命道を作った人を最後に抜かして面ツルを滑るなんてちょっと考えられません、それはマナー違反ですよ。ファーストトラックを滑りたいなら、ドロップポイントまでや帰り道をポールで漕いだり、ラッセルして道を作るなど積極的にして下さいね。もし道を作ってくれた人が居たなら、その方がファーストトラックを滑る権利を持っています。道を作ってくれたお礼を言って、順番を守りましょう!!まだ川を渡れるポイントも僅かしかありませんので、渡れる場所を知らない人、帰り道を知らない・作れない人は、山のマナーを知らない人は、スキー場内を滑る事を強くお勧め致します。ゲートの外や一番端のコースの外側はスキー場ではありませんのでご理解のほど宜しくお願い致します。

さて、今朝は町でもマイナス16℃と今季最低気温を記録する冷え込みとなり、朝は晴れましたがリフト開始時刻には雪が降り視界不良となってしまいました。カメラのピント合わせもかなり大変な感じで、雪は最高だけど、カメラマン的にはなかなか大変な一日でした。ディープで途轍もなく最高の雪でスキー場内で十分一日中遊べるようなコンディションでしたが、リフトアクセスのバックカントリーツアーなので最後の何本かはスキー場管理区域外に出ました。寒いので途中レストハウスでの休憩中にそれまでの天気が嘘のように青空が広がり晴れて来て、慌てて休憩を終わらせて滑りに行きましたが、ポイントに着く頃にはまた視界が悪くなってしまい、完全に晴れのタイミングを逃してしまいました。しかし、残念と思っていたら最後の一本の今日のメインディッシュの斜面でバッチリ晴れ間に当たり、ディープパウダーにトラックは極僅か、バッチリな光で最高のクライマックスとなりました。お天道様ありがと~!!そして、超ディープなコンディションの中スキー場までの帰り道を作ってくれたPOWDER COMPANYの別チームやその他の方々有難うございました!!感謝!!


大きいスプレーから出て来た初めてご参加のUさん。




出張中の週末急遽レンタカーを走らせてニセコ来てくれたO君。来た甲斐ありましたね。




初参加ながら良い滑りを見せていたRさん。



強風が吹き荒れるド逆光がちょっと幻想的なS君のビッグターン。




リーダーガイド山田誠。




テールガイド中村美峰子。

Author: Kage Photo

kage

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