誰もいない羊蹄山の静かな森の中で

こんばんは、Kageです。
一昨日の帰宅後から自宅にNTT光回線の信号が来なくなりインターネットが使えない日々が２日間続きました。NTT機器の不具合だそうで、ウチだけではなくウチの集落全員が使えなくなっていました。NTTによると昨日の時点で復旧予定は２９日と１週間も先との事でしたが、予定より大分早く今日復旧されたのでようやくBlogをアップ出来ます。

さて、今日は常連様のＳさん以外全員外国人の４組５名のお客様とBCツアーにてPhoto Sessionしてきました。日本人、中国人、スイス人、オーストラリア人、あとポーランド人だっけなぁ～？なかなか国際色豊かなツアーでした。昨日から南からの強風が吹き荒れ、暖気流入し今日は町でプラス３．４℃まで上がり、今日はかなり強い風による雪の固さ、気温上昇によりびしょ濡れになるコンディションやガスによる視界不良、場合によっては妖怪板掴みなど、懸念される事が多く、コンディションがどう転ぶか行ってみないと分からない、そんな天候だった。昨日からの強風と、ここ数日の人の流れ等を考慮し、本日のリーダーガイド佐野雄介が選んだ山は羊蹄山。「こんな風の強い大荒れの日に羊蹄山に行くなんて…」という考え方もあるのも勿論分かるのだが、僕らが行ったのは羊蹄山ではあるけれど、デカい斜面には行かず、強風をかわして雪の良い所という観点で選んだ場所が羊蹄山だっただけの話で、誰にも会わない羊蹄山の森の中で遊んできました。僕は今季初の羊蹄山でしたが、噂では聞いてはいたけどビックリするくらい雪が少なかったです。いつもならオープンバーンの場所に、背の高いブッシュだらけで、一瞬別の場所かと思うくらいでした。朝羊蹄山に向かう時には、雨がバチバチと車のフロントガラスを叩き付けていましたが、僕らの狙っていた場所は板が良く走って最高のパウダーでした。

お客様の1人が連日他社のガイド会社のBCツアーに入っている方だったのだが、「今日は誰もいない羊蹄山の静かな森に行けたし、こんな天気なのに風も無く雪も良くて最高だったよ！」と言ってくれました。そう、全くその通りで、その一言に集約されてますね。またお待ちしておりますね。


トドマツの森を行く一行。




時折風の抜ける場所はあったが、基本的にはほぼ無風。




ハイシーズンなのに春を思わせる雰囲気でした。




もう数え切れないくらいご一緒している常連様のSさんだが、シーズン初ハイクのせいか「今日は死ぬかと思いました」と言いつつも、足を攣りながらも大きなスプレーを上げて降りて来た。




昨季も来てくれたスイス在住中国人のＹさん。




「さっきチョコ食べたら歯が折れた」って笑っていた今年７０歳になる笑顔が素敵だったJ.Eさん。




３ヶ月日本語を勉強し発音の良い日本語を話し、日本とハーフの彼女がいると言うスイス人のJ.Vさん。




本日のリーダーガイド佐野雄介。




雄介の写真、どちらにするか悩んだんだけど、せっかくこんな天候の中ロングスプレーを上げていたのでこちらもアップしておきます。




テールガイド小林明弘。

Author: Kage Photo