超絶極上のキメ細やかなスーパーコンディション

こんばんは、Kageです。
今日は古くからのお客様からPhoto Sessionのリクエストを頂き、プライベートツアーにてPhoto Sessionしてきました。

今回の二つ玉爆弾低気圧は南岸低気圧系だったため、ニセコは降雪がそれ程ありませんでしたが、それでも風で運ばれた雪が大量で吹き溜まりは途轍もなく、１ｍ以上はありそうで、ちょっとコースから外れただけでもスノーシューを履いていても底無し沼のアリ地獄状態だし、雪も風で詰まった雪のため斜度が無いとスタックしてしまう感じで、バックカントリ―やサイドカントリーには容易に踏み入れ出来ない状況になっています。そのため今日当初はBC Hikeツアーでのご予約でしたが、せっかくタップリと雪積もったし、リフトならアリ地獄のようなラッセルも要らないし、不安定な雪の状況も回避出来るし、なにより良い雪を本数いっぱい滑れるのでとお客様に提案し、ハイクツアーからリフトツアーに切り替えてツアーを行いました。

しかし、向かったモイワスキー場は引き続き強風のためクワッドリフトの運行はギリギリ動くか動かないか？という感じだと思っていましたが、第一ペアリフトが何と故障のため２本乗った直後に運休となってしまい、クワッドリフトも長いペアリフトも運休という予期出来なかった状況となってしまいました。どうにかクワッドリフトの運行を模索して頂き動くというところまで行きましたが、なんとクワッドリフトまで故障が見つかり本日終了。リフトの運行には些か振り回されましたが、それでもハイクツアーに行くよりも何倍もの極上の雪を滑れて最高でした。特に最後の１本は丁度光も射し、本当に超絶極上のキメ細やかな走る雪で最高の何物でもありませんでした。昨日は飛行機の欠航が多い中何とか北海道に上陸し、ニセコと千歳空港を結ぶ幹線道路が軒並み通行止めになったり、高速も通行止めになる中、東京の家を出てから１３時間半かけてニセコに辿り着いた甲斐が最後の一本だけでもありましたね。それくらい凄い面ツルのスーパーコンディションでした。


超キメ細やかな走る雪を飛ばし、超絶スーパーコンディションを滑るＳさん。




最後は敢え無く断念せざるを得なかったクワッドリフトの運行を待つＳさん。




またまた規格外のトリプルオーバーのスプレーを上げる本日のリーダーガイド山田誠。




テールガイド中村美峰子。

Author: Kage Photo