踏んだり蹴ったりな一日。
Date:2023.02.23
こんばんは、Kageです。
今日は3組6名のお客様からPhoto Sessionのリクエストを頂き、BackcountryツアーにてPhoto Sessionしてきました。
今日は昨日から20~30cmのまとまった積雪があり、リフトアクセスでのツアーでも良いのかな?と言うくらいのコンディションでしたが山へハイクしに行く事に。流石に休日(飛び石連休)って事もあってか山は大賑わいでした。
町ではプラス気温の予報だったので、今日はウエアやらカメラやらグローブやらが色々ビショ濡れになる事も予想していた。カメラマンにとっては一番過酷なコンディションという事は、もう一人のカメラマンのクロちゃんとも朝話していた。まぁ~今日はその予想通り、カメラのボタンやダイヤルが凍って動かなくなるは、シャッターボタンを押してもウンともスンとも言わないわ、ピントを合わせる位置を決めるAFポイントは動かせなくなるわ、プレビューが出来なくなるわ、ファインダーの内側が結露で曇って見辛くなるわ、もう挙げたら切りがない程の問題が次から次へと起こった。カメラ構えて撮ろうとしているのに全然動作してくれないのは非常に困ったモノで、何とも歯痒いと言うか、イライラすると言うか…。まるっきり一切ダメならそれはそれで諦め付くけど、撮れたり撮れなかったりなので、こちらとしては色々な技術や機能を駆使して撮影せざるを得ない。まぁ~そんななので撮り逃すのも多かったのだが、現在Canonの最高峰のミラーレスカメラだけあって機能でカバー出来た所もあった。がしかし、ツアー終了後に僕の定価85.8万円もするカメラは壊れて使えなくなりました…(涙)。まぁ~ツアー終了後で本当に良かったと言えば良かったのだが…。直せないって事は無いと信じたいが、今日の売上以上の修理費が掛かる可能性も高いし、修理に出している間2週間くらいメイン機使えないし、なかなかダメージが大きい。それとは別にお客様の滑りを撮影している時に、雪崩れたのかスラフなのか定かではないのだが、スプレーの少し後から雪の波が押し寄せてお客様も僕の足元に置いていたカメラバックも流され、お客様は転がって転倒した程度で怪我も無く済んだから良かったが、僕のカメラバックは僕の居た場所からは見当たらず、全員撮影後に探したら数メートル下にバックの一部だけ薄っすら見えているバックを発見し直ぐに回収出来たから良かったが、数十万円のレンズも入ったカメラバックもなくなっていたら立ち直れない状況だった。そんなワケで今日はプラス気温の湿気た雪のせいで踏んだり蹴ったりな一日でした。でも、あんな湿気た雪なのに、滑っている時はSo Deepで走るムッチャ良い雪だったなぁ~(笑)。
今日は古いSPEEDMASTERのダブルピンテールを持ってきたSさん。
BC6回目ながら上手に滑られていたFさん。
20年程前にニセコに籠っていたと言うKさん。当時の職場を聞いたら共通の知り合いが居る事も判明しました。
登り始めて割と直ぐに「本気でもう帰りたいです!」、「ここで離脱したら怒ります?」と聞いてきたが、最後まで何とか頑張ったSさん。
撮影している時は気が付かなかったが、写真で見ると明らかにKさんのスプレーとは違う雪の波が左に見えますね。この直後にKさんも僕のカメラバックも雪の波にさらわれてしまいました。全て無事で良かったですが…。
本日のリーダーガイド山田誠。
テールガイド佐藤岳。
Author: Kage Photo
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