途中までは良い光だったのだが…。

こんばんは、Kageです。
今日は４組６名のお客様とBackcountryツアーにてPhoto Sessionしてきました。

昨日の日中の日射で南面は雪が腐り、ストップスノーまで出てしまっていたので、それを消してくれるくらいの降雪が欲しいところでしたが、昨夜からの降雪はたったの５ｃｍ。しかし、今日は結構天気が悪い感じかな？と思っていたら、朝から何故かずっと晴れていた。あまり期待しないようにしようと思いつつも、朝起きてからハイクをしている時までずっと晴れていたので、ついつい期待してしまったのだが、ドロップポイントに到着する頃には真っ白になってしまった。それでも滑る準備をしていると薄い光が入り始めてくれたので一本目は問題なかったが、二本目は今季１悪い視界だったと言うほど、大粒の雪が物凄い勢いで雪が降り、何にも見えないって感じだった。ちょっと視界が改善するのを待ったが、回復の兆しが見えないのでその視界のまま滑る事になってしまった。２本目の撮影中に足元に置いていたカメラバックには既に５ｃｍくらい雪が積もっていてビックリしました。昨夜一晩で積もった雪の量が、僅か数分で積もってしまったのだから。

最後の３本目は薄日が射し込み視界も良く、雪も良くて助かりましたが、朝の素晴らしい光を長い時間見させられてしまった今日は、あの光の中で滑れず残念でした。まぁ～仕方がないですね。

それでも今日は僕が以前１０年近く毎年通っていたアラスカからやって来たカップルに出会えたのが良かったです。ハワイ出身のドクターとの事ですが、ここ数年はアラスカの都市アンカレッジの病院に居て、一年前からノームという他の町と陸路では繋がっていないネイティブアメリカンの町の病院に勤務しているという。そんな僻地からニセコに来てくれて出会えたのが嬉しかったです。彼女はR&Bのシンガーでプロデュースもしているそうで、彼女の歌声を聴かせて貰いたかったです。POWCOMにギターでもあればセッションしたかった。「また来年もニセコに来たいけど、私たちの事を忘れないでね！」って最後に言っていたけど、また来てくれると良いなぁ～。


天気予報に反して朝は晴れ間が広がっていて、とても美しい光だった。




この時間には既にイワオヌプリのピークからスノーボーダーと思しき１本の淀みのない素晴らしいラインが入っていましたね。誰のラインかな？




この時までは良い光だったのだが…。




写真を撮って貰いたい！と、悪天候でも目立つウエアを着て来てくれた初参加のN.Ｉさん。




アラスカのノームから来たハワイ出身のCさん。




Ｒ＆ＢのシンガーをしていたＪさん。




結婚し父となって数年ぶりのご参加となったY.Ｉさん。




本日のリーダーガイド山田誠。




テールガイド佐野雄介。

Author: Kage Photo