2019東北ツアー初日は上出来でした!!
Date:2019.03.16
こんばんは、Kageです。
今日は5年目となるPowder Company東北ツアーにやってきました。お客様は関東から2組のカップルと北海道から1人のリピーター5名様という構成。開催地は特に謳ってはいなかったものの、一応今年は2日間ともに秋田駒ケ岳狙いとしていた。
秋田駒ケ岳は地形的に非常に魅力がある山で、僕も含めて非常にファンが多い。今回の参加者の中にも「もう一度秋田駒を滑りたい!」、「天気の良い日にもう一度来たい!」と思っている方もいて、2日間ともに秋田駒ケ岳の予定となった。僕としても今回で4~5回目?だが、まだまだ行きたい斜面が沢山あって2日間あっても足らないくらいだ。しかし、秋田駒ケ岳はご存知の方もいるかも知れないが、昨年までは麓の旧スキー場から8合目の避難小屋まで格安でキャットに乗る事が出来たのだが、今季の始めにキャットが故障して治すお金も捻出出来ないので、キャットオペレーションは出来ない予定との噂が耳に入っていた。そして、残念でならないが結局営業しないままとなっていた。まぁ~仕方がない。
この1週間天気予報をこまめにチェックしていたが、当初は2日間とも曇りか雨という感じだったが、昨日には晴れマークも見えるように好転してきていた。盛岡で朝を迎え、お客様達の泊まるホテルにピックアップに行く時点では雲はあるが快晴となっていて、天気予報も丸一日晴れのち曇りと期待が持てる状況になっていた。
いざ秋田駒の麓に到着すると、そこはガスに包まれていたが、上空には青空が覗いていた。歩き始めると時折ピークまで見え、過去数回ご参加頂きながら秋田駒の全貌を見れないままでいたお客様も秋田駒の最高の地形を見て喜んでいた。
しかし、8合目避難小屋を過ぎてしばらくする迄は晴れていたのだが、そこからガスに包まれ始めた。昨年までの1年に1回の拙い記憶を辿りながら歩いていると、その後しばらくしてまた頂上まで見えるようになり我々は上を目指す事にしたのが、次第にまたガスに包まれた。しかし、そのまま登り続け無事に全員秋田駒ケ岳の主峰男女岳(おなめだけ)に登頂した頃には、それまで定期的にガスが抜け視界が確保出来ていたのに、かなり待ってもガスに包まれたままだった。いい加減待ち切れずに滑り出そうかなと思って、僕だけズリズリと斜面降りて行ったら視界不良から一転急に視界が効くようになった。このチャンスを逃すまいとサクサクと撮影して滑り降りた。しかも、雪はスプレーの飛ぶパウダーだ。
続いての2本目もしばらく待てば視界が取れ、若干フラットライト気味ではあったものの良い斜面を滑る事が出来た。2本ともまさかあの状態から視界が取れるとも思っていなかったし、ましてやパウダーのグッドコンディションなんて思ってみなかった。数日前までは雨の予報だっただけに、嬉しさはひとしおだった。そんな訳で最高で皆大満足の東北ツアー1日目となったのだった。
歩き始めて暫くして時折秋田駒ヶ岳のピークまでが見えたが、相変わらず唸るような素晴らしい斜面の数々に胸が躍った。
昨年まではキャットでこれた8合目避難小屋。
この辺りまでは天気が良かったのだが、この後ガスに包まれてしまった。
ガスが抜け秋田駒ヶ岳の主峰男女(おなめ)岳のピークからスプレーを上げてドロップインするNさん。
光が入ったと同時ににちょっと斜度のあるラインを滑ったMさん。
良いライン取りでスプレーを上げながら気持ち良さそうに降りて来たUさん。
長いスプレーを上げてターンしてきたMさん。
「秋田駒の全貌が見たい!」という願いが叶い、スプレーを飛ばすNさん。
帰り道でスプレーを飛ばす本日のリーダーガイド岸秀彦。
自身初めての秋田駒で夕景の田沢湖をバックに当て込むテールガイド佐藤岳。
最後は田沢湖に向かって皆でパーティーラン。
田沢湖をバックに皆でイエーイ!!
Author: Kage Photo
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