2020年最初のTNF Weekend Highlife in Niseko

こんばんは、Kageです。

 

今日はもう１０年以上でしょうか毎年開催されているThe North Face主催の「Weekend Highlife in Niseko」というイベントに同行してPhoto Sessionしてきました。当イベントは２０１４年までは毎年１回の２泊３日のイベントでしたが、２０１５年よりニセコヒラフにThe North Faceの直営店であるThe North Face Gravityが出来た事を機に、シーズン中はほぼ毎月開催されるワンデイイベントとなりました。そして、今回は２０２０年最初のイベントとなりました。

 

今回は有難いことに早期から満員御礼となり、キャンセル待ちまで出る人気ぶりとなりました。そんなワケで今日は定員である１０人のお客様とTNFアスリート２名、ガイド１名、TNFスタッフ２名、それにフォトグラファーの僕の総勢１６名での大所帯ツアーとなりました。

 

もう何度もお伝えしている通り今年の冬は全然雪が降らないニセコとなっており、特に前回のPhoto Sessionとなった１月７日以降今日までの約１週間は毎日の様に晴れ、殆ど降雪がありませんでした。特に１月１０日は＋５℃位まで上がり、春の陽気となって、若干ストップスノー気味になるまでとなりました。１月中旬のニセコでは到底考えられない状況で、正月のまとまった降雪から殆ど積雪が無く、ようやく隠れたコースの石や土もまた場所によって見えるようになってきてしまいました。何日か前に見た１５日間の天気予報はなんと全部に晴れマークという衝撃的な予報で、もうどうして良いのやら唖然・呆然という感じです。少し前まではずっと雪は少ないけど雪は良いという状況だったので、家の除雪はしなくて良いのに、山に行けば雪があるという状況も楽で良いなぁ～とも思っていましたが、流石に１週間もまともに降雪もなく晴れると、コンディションが厳しくなってきて、パウダーを当てるのが少し難しくなってきていました。しかも、晴れによるサンクラストだけではなく、先日通常とは反対の強風が吹いてしまった事によって、雪が良かった面も風でヤラレてしまったのが痛かった。まぁ～そんな苦しい状況だったのですが、今朝にかけて多少（２～１０ｃｍ程）の降雪があり、表面だけは良さげに見える感じの朝でした。

 

TNFアスリートでもあり、POWCOMのガイドである山田誠が今日チョイスした山に行ってみると、狙った斜面には前日までに滑った跡は見当たらず、雪は薄そうだが良さげに見えました。おまけに殆どの天気予報では曇りとなっていたのに、晴れてきて雲の切れ間から太陽と青空が覗いていました。期待に胸を膨らませて登ると、ただでさえ登るのが難しいこの山ですが、雪が少ない事もあり、雪の踏み抜き地獄にハマり、スノーシューもシール組も大変苦労を強いられました。普段なかなか味あわない登りを経験し、スノーシューもシールも登る良い練習になったのではないでしょうか？楽ばかりでは練習になりませんからね(笑)。なかなか大変でしたが、苦労した方が面白いし、記憶に残るし、色々な面で上達するし、プロアスリートから直接アドバイスが貰える機会なのですからね。こういう時こそ失敗や苦労した方が良いでしょ！と都合良く思う事にしよう。まぁ～これもバックカントリーですからね。

 

さてさて、肝心の雪はと申しますと、クラストは若干あるものの面ツルだし、場所によってはオーバーヘッドのスプレーを飛ばせたし、ここ数日の状況から考えるとかなり上出来だったのではないでしょうか。今日のニセコとは思えない大きなスプレーを上げているお客様もいらっしゃいましたね。TNFの会社の方針でお客様の写真を掲載する事が出来なくなりましたので、その写真は残念ながらお見せ出来ませんが、アスリートやガイド、スタッフの写真は以下です。

 

TNFアスリートと山でセッションし、TNFアスリートから直接滑り等のアドバイスやThe North Faceが今季世界同時発売した新素材Future Light等のウエアの相談も出来る当イベントは次回３月に開催予定ですので、是非日程をチェックしてご参加下さい。お待ちしております。

 

本日のリーダーガイドであり、TNFアスリートである山田誠。

 

 

TNFアスリート川口徹。

 

 

元POWCOMスタッフであり、The North Face Gravityニセコ店の鈴木秀明。

 

 

The North Face 札幌ファクトリー店のかまた君。

 

 

本日のテールガイド佐藤岳。

Author: Kage Photo