2 Days Private DVD & Photo Session

こんばんは、Kageです。

昨日と今日の２日間でプライベートDVD & Photo Sessionしてきました。。僕は始めてのお客様でしたが、Powder Companyには６年ぶりで、Gentem Familyの小森康裕さんやT-Tune武田英樹さんのお知り合いの方が、今まで良い写真と映像が残っていないので是非とも残したいとの事で２日間のプライベート撮影となりました。スチール撮影の僕と動画の「Niseko Downchill」監督大泉輝明氏の２人の予定が抑えられないのならニセコには行かないと事前に予定をフィックスして来られました。それほど良い写真と映像を残したいというご要望でした。

 

しかし、数日前からまともな降雪はなく、プラス気温ですっかりニセコも春の訪れを感じて来ており、おまけに前日に雨まで降る始末でした。と言うか、雨の予報となったので予定を1日ずらして撮影をスタートさせたのでした。その為プラス気温と日射によるクラストと雨の影響、そして強風を考慮した斜面選び、それからお客様の体力、その状況下で如何に良い撮影をして本数を稼ぐか？と言うのがテーマでした。そう言う意味では、今季のニセコにおいてこの２日間は本当に難しい状況でした。66歳というお客様の年齢を考えると、ハイクするにしても範囲は限られ、その範囲の中でパウダーのある場所は無いといっても過言ではなく、むしろ多少雪が柔らかい場所は何処か？という、この非常に悩ましい状況を託されたのは、第一期門下生コンビの高橋孝精と佐野雄介でした。

当初の予定では初日にリフトを使って本数を稼ぎ、２日目は景色の良い所にハイクする予定でしたが、結局２日間ともモイワスキー場をベースに撮影を行いました。雪もコウセイヘッドガイドのもとこの状況の中では何とか良い所を滑れたし、何より素晴らしい青空の天気に救われました。お客様も大変満足されて帰られたようで、カメラマンの僕としても何とか自分の仕事を全う出来たという自負と満足感に今は満たされております。この状況を任された第一期門下生コンビの2人も、「この状況に数日前から胃が痛かった」と言っていたが、最高の形で任務を終えられたのではないでしょうか。

しかし、お客様は良い笑顔をされていたなぁ～。その笑顔と「来年は1週間来る！！」と仰った最後の言葉が僕らの最大のご褒美だな。お疲れ様でした。

６６歳という年齢ながら頑張って頂きました。お客様のKさん。


晴れたらこれを撮ろうと事前から狙っていた写真がこれ。最近の僕の十八番的な必殺写真。


２日間アテンドして頂いたGentemライダーの小森康裕さん。レーサーだった小森さんのいぶし銀のターン。

 

こちらも同じくGentemライダーであり、もとレーサーのT-Tune武田英樹さん。

もう1人２日間付き添われた紅一点Mさん。

 

ヘッドガイドの高橋孝精。難しい状況を良く頑張ってツアーを組み立ててくれました。

こちらはテールガイドの佐野雄介。

そして、初日にサポートで参加の門下生　大島司。

 

ここからは撮影２日目の模様。

アンヌプリも羊蹄山もクッキリ見えて２日間とも素晴らしい天気に恵まれした。


アンヌプリをバックにターンを決めたKさん。

青と白の強烈なコントラストが眩しいくらいの中を僕の狙い通りの所に来て頂いた小森さん。

 

アンヌプリをバックに壮大な景色をクルーズするMさん。

 

アンヌプリをバックに攻めのターンをする武田さん。

 

こちらは羊蹄山をバックに切れ上がりターンをするヘッドガイド高橋孝精。

 

こちらも負けじとアンヌプリをバックにターンを決めるテールガイドの佐野雄介。

 

そして、最後は背中に三脚付きのカメラバックと胸にもカメラバック、肩にはGo-Proを刺して移動するNiseko Downchillの大泉輝明監督。

Author: guide