BCデビュー
Date:2020.03.04
こんばんは、Kageです。
今日は昨日一昨日ご参加頂いた常連様と合わせていつもニセコに来られている方々3名様とBC HikeツアーにてPhoto Sessionしてきました。
その内の男性1名は何度かツアーにご参加頂いた事はあるのですが、女性2名はここ3~4年でスノーボードを始められ、今日がスノーシューを履いてのバックカントリーが初めてとの事だった。
天気予報では多少雲は出るけど、日中は晴れの予報となっていて期待していたのだが、朝起きると空一面を雲が覆い、ちょっとどんよりと真っ白な感じで期待を裏切られてしまった。空を見る限りでは、この後予報通り晴れて来るとは思えない様な感じだったし、プラス気温になるのでガスが出ないか心配ではあったが、晴れる事を期待して山に向かう事にした。運良くちょうど車に乗る頃には晴れて来てくれ、僕らは期待に胸が膨らんできたが、1人の女性は不安いっぱいなのが車に乗り込む後ろ姿からも一目瞭然だった。
歩き始める頃にはまた殆ど光が無くなり、フラットライトとなってしまった。まだゲレンデでの滑りも自信のない女性は木が怖いと言うので、木の無い斜面に行く予定にしていたのだが、このフラットライトでは木の無いオープンバーンの滑走は斜面の凹凸が見にくく難しい。そのため山の取りつきまで行って、天気が好転しないか休憩しながらちょっと待ってみたが、直ぐには改善しそうになく、仕方がなくそこから下に滑る事にした。丁度、そこから上は斜度が上がり、スノーシューの登りに慣れていない女性はスノーシューを一歩毎に足を滑らせてしまっていたので、このまま上まで登っていたら体力の消耗が激し過ぎたと思うので丁度良かったとも言える。まるでルームランナーか、ムーンウォークのように足を滑らせていたので…(笑)。
そんなワケで山の取り付きの斜度が上がってちょっとした所から滑り出したのだが、滑りに自信の無かった女性は「滑り方忘れたぁ~!!どうやって滑れば良いんだっけ???」と、なかなか最初のターンのキッカケが掴めずにいたが、滑り出してしまえば意外と一度も転ばずに滑り切った、記念すべきバックカントリー1本目だった。そんな風になんだかんだと全員1本目は転ばずに成功したのだった。
しかし、続く2本目以降は斜度が少し増したり、木の間隔や斜面の大きさが狭くなった事もあって何度か転んだり、転んだら立ち上がれなかったり、先の見えないノール地形の不安などバックカントリーの大変さも味わったようで、下山後に初めてのバックカントリーの感想を聞くと、「とにかく疲れましたぁ~!!」、もう一人は「凄い楽しかったです!!。早くまた行きたい!!」と言っていました。これを機にまた行きましょうね!!
登り始める前は物凄く不安そうだったAさん。歩き始めたら良い顔をしていました。
スノーボードの経験は浅いながらアスリートだけあって初BCも終始楽しそうだったYさん。
Yさんの記念すべき人生初BCの1stターン。スプレーを飛ばしていますね。フラットライトだったのが残念です。
不安でいっぱいだったAさん。良い経験が出来ましたね。
BC経験数回ながら今日は余裕すら感じられたAさん。
人生初BCの1本目を転ばずに滑り切り、皆でバンザイ。
晴れの予報とは裏腹に、厚い雲から一瞬僅かに光が射す程度しか光を与えて貰えなかったのが残念でならない。
雪庇のバンクを撃破するリーダーガイド岡田修。
グーフィーバンクに当て込むテールガイド原山詩乃。
Author: Kage Photo
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