Blue & White. 晴れの当て逃げ!?
Date:2021.03.19
こんばんは、Kageです。
今日は4組7名のお客様とBC HIKEツアーにてPhoto Sessionしてきました。なんと3月7日以来12日ぶりのPhoto Sessionツアーとなってしまいました。こんなに間が空くのは記憶にない程です。とは言っても、溜まりに溜まったデータ処理や写真の発送作業等で忙しくはしていたのですが…。その間、ニセコは春へと季節が移り変わりの時期となり、日中は晴れる日も多く、毎日プラス気温で、みるみる家の周りの雪が少なくなりました。ストップスノー対策も必要な季節となりました。まだ完璧な春雪のコンディションはやって来ていませんが、パウダースノーもまだまだ滑りたいけど、コーンスノーやフィルムクラストも待ち遠しい季節となりました。
一昨日15cm前後積もった雪でまだパウダーも狙えていて、その上に連日極僅かに新雪が載る感じが続いていた。今日は僕が信頼している天気予報は午前中晴れ、それ以外の天気予報は終日曇りとなっていた。山の上は強めの風が吹いており、雲の流れが非常に速い、朝は晴れてはいるものの山の上部には雲が張り付いていたが、晴れを信じて僕らはとある山の頂上を目指した。むしろ朝一からずっと斜面に光が当たっていたら、雪が腐ってストップスノーになってしまうので、滑る時以外は曇っていてくれた方がこの時期は都合が良い。
登り始めて暫くするとどんどん晴れて来て、僕らが目指す斜面にも光が当たるようになっていた。ちょっと光が当たり過ぎかな?大丈夫かな?と、登っている足元の斜面の雪が湿気始めたので心配にもなった。今日は初めてご参加頂いた方も多く、人数も多めのツアーでしたが、皆足並みが揃っていて頂上まで順調に行く事が出来たお蔭でピークからの一大オープンバーンを雪が腐る前に滑る事が出来た。皆さんニセコの雄大な景色を見ながらの広大なオープンバーンと走る雪に大興奮という感じだった。この斜面では強風の中、斜面に光が入るのを何度も待つことになったが、待った甲斐があって晴れた中を滑走出来た。
続く二本目は、登り返してピーク直下から反対側のこれまた一大オープンバーンへ。こちらは殆ど光待ちせずに最高の青空の中滑る事が出来た。作り物のような真っ青な青空にパウダー、最高の何物でもない。3本目はショートだが青空とダケカンバのニセコらしい景色のツリーランを楽しみ、ラストランはジェットコースターのような沢、小沢、オープンと3択をお客様に選んで貰って、それぞれがチョイスしたラインへドロップイン。クイックな沢に行った人は「難しかったぁ~、でも最高でしたぁ~!!」なんて声も聞かれたが、なかなかあんな地形を滑れる所もないので、良い経験となったようだ。
今日はピークからのオープンバーンを2本、ツリーランに沢などとバリエーション豊富にストップスノーとは無縁のパウダーを滑れて、しかも真っ青な青空なんて絵に描いたような夢のようなバックカントリーデイだった。結局僕が信頼している天気予報通りだったと言えばそれまでだが、なんとも運の良い事に滑走時はずっと晴れ、ツアー終了後暫くして晴れ間が終了した一日だった。思わず「晴れの当て逃げだね!」なんて言葉が出ててしまったが、とにかく最高なツアーとなりました。
風が強く雲の流れが非常に速い一日だった。そのお蔭でストップスノーにならずに済んだ。
一本目のオープンバーンのレギュラーに3発当て込みに行ったNさん。カッコ良かったなぁ~。
一本目を滑り終えて既に大満足のご一行。「いやぁ~来て良かったなぁ~!!」という声も聞こえてきました。
すっかり気分良くなり、足取り軽く?二本目へと登り返す一行。
親子で参加して下さったSさん。真っ青な青空と樹氷の中スプレー上げて気持ち良さそうでした。
こちらはSさんの15歳の息子Hさん。今日はもう一組親子で参加して下さった方が居ましたが、親子でBCなんて最高ですね。
レギュラーの波に当て込みに行ったTさん。サーファーらしい滑りを随所に見せてくれた。
思いっきりスプレーを何度も飛ばしていたKさん。
リーダーガイド山田誠。
テールガイド中村美峰子。
Author: Kage Photo
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