ガスと雨と思いきや、棚から牡丹餅の岩内CATツアー

こんばんは、Kageです。
今日はPowder Companyツアーとしては恐らく初めて（？）となる岩内CATツアーというイベントに同行してPhoto Sessionしてきました。

岩内CATツアーはPowder Companyのあるニセコアンヌプリの正反対に位置する岩内町の岩内岳北斜面にあるニセコいわないスキー場の旧コースを雪上車に乗せて貰って滑るツアーで、オペレーションが始まって１０年になります。

ここの魅力は、充分滑走距離もある旧コースのオープンバーンを日本海に向かって滑る爽快感と北斜面なので雪質が比較的良いこと、それが全くのノーハイクで一日５～６本滑れる事、そしてその環境が一日あたり乗車定員の約１０人ほどで独占出来る事です。そうパウダーは滑りたいけど、歩きたくない、せかせかとパウダー争奪戦のような事もしたくない、ノンビリ良い雪を味わいたいという人に打って付けなのです。そんな方のためにPowder CompanyのK塾で有名な古村聖志ガイドが提案し実現したこの岩内CATツアーイベント。第一弾は本来１月２０日に行われる予定でしたが、今年の雪不足の影響でツアーキャンセルとなってしまい、今回が第一回となったのでした。

しかし、今日の事前の天気予報はプラス気温の雨で、ガスも発生する可能性があり、また一昨日の時点で若干ストップスノーもあり、今日はクラストしている可能性も考えられ、岩内CAT側から天候とコンディション不良でツアーキャンセルになるかもと連絡があったので心配しておりましたが、参加者皆様の熱意に応える形でツアー催行を昨日夕方に決めてくれました。

それでも予報がプラス気温の雨だったので、ガスと雨を覚悟していました。岩内CATの雪上車はキャビンがなくお客様が座る椅子の上には屋根がないタイプなので雨だと最悪だなぁ～と思っていたのですが、いざ岩内に着くと予報に反して晴れており、しかも、雪質もパウダーではないかっ！？これには一同一気にテンション最高潮に達しました。最初の２本分ほどは良い光と雪の中撮影が出来、良い写真をいっぱい残すことが出来ました。その後は雪が降ってきたり、光が出たりを繰り返したり、気温上昇に伴い若干ストップスノーも出始めてしまいましたが、お客様全員天候、雪、斜面ともに大満足で「岩内サイコー！！」と叫んでいらっしゃいました。

後から聞いたらニセコアンヌプリ周辺は終日ガスで真っ白状態だったそうで、岩内の晴れの写真に驚いてました。僕もお客様も皆雨とガスを想定していたので、今日のあの晴れとパウダーは、棚から牡丹餅って感じでした。最高でした。

次回Powder Companyの岩内CATツアーは来週２月２７日ですが既に満員御礼のようですので、ご希望の方はPowder Companyに要望してみて下さい。雪上車の定員の都合や僕のスケジュールの都合でPhoto Sesssionが出来るかは分かりませんが、ツアーイベントはご要望に応じて開催出来るかもしれませんので一度ご連絡頂ければと思います。

雨予報から一転、晴れに当たり一同テンションMAXの図。


標高７００ｍ付近まで雪上車に乗せて貰ってノーハイク、しかも貸し切りです。


思わぬ晴れとパウダーで「このCATツアーの為に来た！」というHさんも終始スプレーを上げてご満悦。


良いラインを描いてターンするH夫人。


今回のイベントの発起人でもあるHさん。


一時天候が悪くなりかけましたが、スプレーはこの通りHさん。


日本海をバックにターンをするMさん。49歳からスノーボードを始めてまだ３年だそうです。


終始良いターンとスプレーを上げていたSさん。


日本海に向け滑り込むSさんと、この感じが気持ち良いニセコいわないスキー場。


本日の引率者古村聖志。


本日のスペシャルゲストで今季話題のDVD「Snowsurf - A Gentem Family Story」に出演しているWajiこと輪島秀彦。


雪上車で記念撮影。

Author: Kage Photo