これこそが本当のPhoto Session！

こんばんは、Kageです。

今日は３組９名のお客様からリクエストを頂きPhoto Sessionしてきました。

相変わらず昨日からの降雪はなくプラス気温のニセコですが、今日は一日晴れの予報で期待をしてましたが、何故か山に向かっている時には完全に雲に覆われ大粒の雪が落ちてきていて、若干の不安を胸にツアーがスタートした。しかし、山の取り付きまでしばらく歩いていると、雪も止み、空一面に覆われていた雲も次第に抜けて青空が見え始めた。そして、僕の心はまた不安から期待へと移り変わったのだった。

雲の流れは比較的速いものの、ドロップポイントに到着する頃には雲も少なくなり、安定して光が射すようになってきていた。青空も太陽も見えて、景色も良かったので、ヘッドガイドの岸君に頼んで滑走距離は短いのだが、確実に良い写真を撮れるようにワンターンセッション（撮影のためにワンターンのみを決めて撮影する事）を行なった。

「太陽をバックに僕の３ｍ右でヒールサイドターン」などなど、ターンする場所を指定して滑って頂く。そうすれば自分の思っている写真が撮れる確率が上がる。通常プロライダーとの撮影でも良く用いられる撮影方法の一つだ。プロでもない一般の方がターンする場所まで指定され、それ通りに滑るのは非常に難しい事かもしれないが、これこそが本当のPhoto Sessionだと思うので、Photo Sessionを希望したお客様には本当は１日の内最低一本はこうした方法で撮影をしたいと思っている。勿論、ただカメラを向けられるだけでも緊張するのに、ターンする場所まで指定されたらと思うと少し心配になってしまうが、それも上達に役立つとも思うし、どうやって雑誌の一枚が生まれるか？を現場で体現出来るという意味で、Photo Sessionを希望した方には良い機会なのではないかと思うが如何だろうか？


太陽をバックにワンターンセッション中のY夫人。ようやく今季初めてこのショットが撮れた。


同じくワンターンセッションのYさん。こんな一枚にもなるのである。


そして、もうワンカット。ニセコ連峰をバックにFさんのターンを撮影。


スキーでスプレーを上げるTさん。


こちらはスノーボードでスプレーを上げるKさん。


本日のヘッドガイド岸秀彦。


本日のテールガイド高橋孝精。