PHOTO SESSION BLOG

スキー場全クローズの爆風コンディション

Date:2013.03.10

皆さん、こんばんは。Kageです。
今日もお客様からのリクエストを頂いてPhoto Sessionしてきました。
今日はお客様からのご依頼によりPhoto Sessionに加え、DVD撮影付きのツアーでした。

しかし、大型低気圧の通過に伴い爆風コンディションとガスという撮影には不適切なコンディション。
おまけに朝の一本目にゴンドラに乗って降りてきたら、ゴンドラはおろかスキー場の全リフトが強風の為運休となってしまっていました。
まぁ~昼前くらいにはリフトが止まるくらい風が強くなるかな?とは予想していましたが、あんなに早く吹いて来るとは...。
仕方がなくその後は、運休している某スキー場の未圧雪コースまでハイクアップして滑りに行きました。そのハイク時の風の強さと言ったら、なかなかのものでした。体が飛ばされそうなくらいで、ヘッドガイドの山田誠も「今までのニセコで一番酷いかも!」と言っていました。視界も酷い時は10m先のリフト下り場が見えないくらいでした。

まぁ~そんなコンディションでしたので、安全を最優先に林間のコースを滑って帰ってきましたが、そのコースがタンマリ雪が降り積もっていて良かった事、良かった事。もう最高でした。

一昨日はプラス8℃まで気温が上がってスッカリ春となりましたが、一瞬にして真冬に逆戻りのニセコです。山もデンジャラスコンディションですが、町もデンジャラス。車の運転なんて何にも見えないし、場所によっては2車線が吹き溜まりによってほとんど雪に埋まっていたりと、災害級の猛吹雪でした。こんな日は本当は外出禁止!って感じの一日なんでしょうけどね。安全に楽しめて良かったです。

13.03.10.Okimura_K72_7244.jpg
写真は、北海道は浦河町からのお越しのOさん。

13.03.10.Kii_K72_7237.jpg
Feild Earthという変わった形のスキーに乗っていた北海道釧路からお越しのKさん。

13.03.10.Mako_K72_7352.jpg
こちらは、本日のヘッドガイド山田誠。

13.03.10.Bunta_K72_7258.jpg
こちらは、本日のテールガイドのブンタ兄(菅原渉)。



※追記
今回の記事で一部の方に語弊と不信感を与えてしまったので追記させて頂きます。


僕はPowder Company Guideではなく外注ではありますが、Powder Companyツアーに同行する仕事をし、Powder Company BlogおよびFacebookでツアー報告をしています。僕が書いた文で一部の方に語弊と不信感を与えてしまった事は大変申し訳ございません。

ガイド会社は、独自にルートを開拓したり、その日その場所の天候と安全、お客様のレベルを考慮したルート選択をしているため、具体的なポイント名を明かさないようツアー報告の記事を書いております。また、楽しい雰囲気を出したいがために軽率な言動に読み取れ、その事が語弊を生んでしまったと思いますので、お詫びとともに少し説明させて頂きます。

今回滑ったのはモイワスキー場の管理区域内である白樺コースというスキー場内の未圧雪コースです。

安全面を最優先に今回運休したスキー場のコースを滑った事が、もしスキー場の規則に反するのであれば反省し、今後そのような行動はしないように致します。僕らは地域で決められたニセコルールを尊重し、抵触した行動はしていないと思っております。また、お客様は勿論の事、自分の安全も考慮した撮影(ガイド)に常に
心掛けております。

今回の事も踏まえ、自分(達)の行動・言動をよく考え、これからも安全とスキー場を含めた地域と円満にやっていけるように活動していきたい所存です。今後とも何卒宜しくお願い致します。


※追記2
更に当日の状況を付け加えさせて頂くと、朝の段階では風はそれほど強くなく、各スキー場のゴンドラリフトは普通に運行しており、ゲートも2番・3番の山頂ゲートこそ開いておりませんでしたが、アンヌプリスキー場の8番ゲート等は開いている状況でした。当日の雪崩情報でも朝の段階では「吹き溜まりなし」と記載があったという状況です。

その後、低気圧の通過に伴い強風となり、各ゴンドラリフトなどが運休。風を受けるスキー場によっては全クローズとなりました。

時間が経つにつれ吹き溜まりが急速に発達し、風下側の斜面等では雪崩の危険性が急激に高まると考えられる状況で、朝から全面危険という日ではなかった事をご報告致します。

言葉が足りず、語弊を招いた事をお詫び申し上げます。

また、Powder Companyは全面雪崩の危険性が高く、お客様の安全確保と満足度がどうしても得られないとガイドが判断した場合、安全を最優先にツアーをやむを得ずキャンセルさせて頂く場合が御座います。予めご理解下さいますようお願い申し上げます。


Kage

Author: guide

kage

撮影同行料無料! PHOTO SESSIONの詳細はこちら≫
皆さんツアーご予約時にPHOTO SESSIONのリクエストをお待ちしております!! その日その方のAll Dataパッケージプランも大好評です!

top