特上デザートを頂きました！！

こんばんは、Kageです。
今日もお客様からのリクエストでPhoto Sessionしてきました。

今日は低気圧の接近に伴い南寄りの強い風とガスが発生、昨夜からの降雪は１０cm程で、場所によって２０～３０cm程の吹き溜まりがあるような状況だった。

まずは残念ながら今季限りで営業終了が決定しているチセヌプリスキー場からアクセスして数本回し、何処かを登って滑る予定であったが、最初は写真にならないほどの視界不良。おまけにパウダーと風で叩かれている所と昨日までの日射によるクラストが入り交じっている感じでした。更に、あちこちで雪崩が発生するようなデンジャラスコンディションでした。勿論、そこまではある程度予想していた事でしたが、かなり滑る面の選択に悩む状況だった。

そんな中ヘッドガイドの高久智基君が次に滑る斜面を決定し、リフトへ行こうとするとリフトが強風の為に運休してしまっていた。仕方がなく我々はチセヌプリを離れ、とある場所へと向かってハイクを始めた。

その頃には丁度低気圧の通過に伴い、低気圧の目に入ったのか急に風が収まり、青空が見え始めた。これも朝の段階で希望もかねて予想していた事ではあったが、本当に晴れて来るとは...。

しかし、デンジャラスコンディションなだけに慎重に滑走面を選択しなくてはならなかった。当初はより安全を優先してメローな短いツリーランに行く予定であったが、その手前にある滑走距離のあるオープンバーンの様子を見てみて、もしそこが安全に滑れそうなら滑ろうと考えていた。

そのオープンバーンに到着すると、想像していたよりは危険な感じではなかった。慎重に慎重を重ね智基君がピットチェックとスキーカットを行ったが、その面で雪崩が発生する可能性は高くないと最終判断し、我々はオープンバーンを滑った。

午前中の視界不良が嘘のように、そしてまるで別の日にでもなったかのように光も雪も最高で、我々は最後に特上のデザートを頂いたのであった。

最高と危険は隣合せで、今日その判断は非常に難しい状況ではあったが、僕らは智基君の高判断と慎重な確認作業のお蔭で最高を手に入れたのだった。

写真は、本日のお客様　Kさん。

そして、Mr. Osaka.　Iさん。

こちらは本日のテールガイド高橋孝精。

本当はこの斜面を滑れたのは智基君のお蔭なので、智基君の滑りを掲載したい所だが、スキーカットのために先に滑り降りてしまったので撮れなかったのが残念でならない。智基君、有難うございました！！そして、智基君はツアー終了後にすぐに東京へ向かったのであった。

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皆さんツアーご予約時にPhoto Sessionのリクエストをお待ちしております！！
Kage Photo Session

Author: パウダーカンパニー