今季初の羊蹄山ツアー
Date:2014.01.02
こんばんは、Kageです。
今日は今季初の羊蹄山ツアーを催行してきました。
こんな悪天候の日に羊蹄に行くのか?という感じの強風で雪崩のリスクの高い日ではありましたが、羊蹄山の下部セクションの森の中で安全にツアーを行いました。と言っても、実は今朝全ガイドが集まってのミーティングの時点では悪天候のため羊蹄山から他の山に変更の予定でした。しかし、そのミーティング中に「天候が思っていたほど荒れていないこと」、「羊蹄山でも安全にツアーを行えるポイントがある」、「羊蹄山ツアーという事で集客していること」など様々な理由で最終的に羊蹄山に行くことに決まった。勿論、雪付きや風向きなどの天候、お客様の体力や技量の等などの問題でどうしてもお客様の意向に副えない場合もありますが…。
朝登山口に差し掛かる頃には美しい光が射し込み、期待に胸が膨らんだ。しかし、樹林帯をハイクしている時にはその光はなくなってしまった。樹林帯の中では風はほぼ感じず、羊蹄山の上部の方からゴーゴーと強風が唸っているのだけが聞こえていた。8人混成とお客さんが多めのツアーではありましたが、お客様の体力の足並みも揃っており、予定していた時間通りに順調に目的地に到着した。
登り始めの時の光がまた来るのではないだろうか?との淡い期待を元に雪壁を作ってしばらくビバークをしたが、 結局天候が好転することはなかった。と言うよりむしろ、強風と吹き付ける雪のため視界が非常に悪く、寒さもあって、なかなかハードなコンディションだった。ファインダーやレンズはすぐに雪まみれになるし、カメラバックもちょっと開けただけで中が雪まみれ、猛吹雪の中のレンズ交換は悲惨だし、手はかじかんで感覚がなくなるし、原因不明のカメラトラブルで一時撮影が出来なくなるしと撮影には劣悪な状況だった。まぁ~何故かカメラのバッテリー抜き差ししただけで普通に動作してくれたので撮影を続行出来て助かったが…。あれだけ過酷な環境下では色々なトラブルが起こりますが、新しくテストした幾つかのアイテムがこの過酷な環境に耐えれて個人的には収穫のあるツアーとなった。
結果今日は羊蹄山に行けたものの、天候が悪く羊蹄山らしい大きな斜面には行けなかったが、雪は良かったし、きっとお客様にとって良い経験となったであろう。天候ばかりは仕方がない。通えばいつかは良い天候が巡って来るから、また行きましょう!
登山口ではこんな晴れていたのに…。
本日のお客様のKさん。
こちらは別のお客様のKさん。
今日のヘッドガイド山田誠。
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テールガイド高橋孝精。
テールガイド清原勇太。
テレマークで果敢にログにチャレンジした門下生の大島司。
Author: guide
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