全てが凍てつく極寒ツアー

こんばんは、Kageです。
今日もリクエストを頂きPhoto Sessionしてきました。今日のお客様はPowder Companyに初めて参加される３組の計７名のツアーでした。 
しかも、スキーのお客様が４名も居て、Powder Companyとしては珍しいツアーでした。と、この文句をつい最近も書いた気がしますね。じわりじわりとスキーのお客様も増えてきたのでしょうか？有難い事ですが…。

それはともかく今日は昨夜南よりの風が入った影響で湿気が多く、故に気温以上に寒さがあり、湿気を含んだ雪でウエアからグローブからバックパックからカメラまであらゆるものが凍る非常に厳しいコンディションでした。おまけに降雪量が半端じゃなく、途轍もなく視界が悪く、撮影する者にとっては劣悪な日でした。手の指の感覚も完全になくなり、これはグローブを取ったら真っ黒の凍傷になっているのでは？と思える状況でした。ホッカイロを使用してもなかなか温まらず、最終的には手首の動脈の部分にホッカイロを直当てして、グローブの上から更にオーバーミトングローブをして、ようやくなんとか指の感覚が復活した状況でした。指の感覚がないだけではなく、グローブも凍っているためシャッターを押すのも難しかった。カメラがあんなに凍りついた状態になったのも今まで経験がないほどでした。

今日ご参加のスキーヤーご夫婦は、以前僕とPowder Conpanyの共同企画でテント泊ツアーをした時に参加表明をして頂いたお客様だったそうで、残念ながらツアー直前に東日本大震災が起こり参加を断念されたとハイク中に聞きました。そして、今日は「Kageさんの撮影がないのであればツアーをキャンセルしたい」と言ってエントリーして下さっていました。非常に有難く、嬉い話です。そんな方に「良い写真を！」と思うが、光なし視界不良の凍てつくコンディションにやきもきさせられました。まぁ～天気のことは仕方がないのですが…。また撮るチャンスを下さい（笑）！！

こちらがそのSご夫婦のご主人。

 こちらは本日のヘッドガイド山田誠。

そして、本日のテールガイド清原勇太。

Author: guide