シリアスコンディション

こんばんは、Kageです。

今日もお客様からのリクエストを頂きPhoto Sessionしてきました。

今日は関東甲信越に記録的な大雪をもたらせた南岸低気圧が北海道の太平洋上に居座り、等圧線の混んだ冬型の気圧配置となっていて、昨日に引き続き暴風雪。横殴りの降雪と地吹雪も伴い、時折全く何も見えなくなります。各スキー場ともゴンドラやトップリフトは運休したりして下部リフトだけ頑張って運行しているような状況でした。車の運転も大変で、本当はこんな日は家やホテルで大人しくしたり、ゆっくり温泉に入る事をお勧めしたいですが、お客様の要望に出来るだけ沿うようにBCハイクツアーに行ってきました。

しかし、丸一日以上風速20m近い風が吹き荒れているので案の定雪の状態は非常に不安定でした。登るルート、止まる位置、滑る場所、ターンの強さまでシビアに考える必要がある、かなりシリアスなコンディション。そんなワケで出来るだけ斜度変化のない斜度の緩やかな林を選んで滑りました。

山のボトム寸前の雪は最高に良くて、皆さん大きなスプレーを巻き上げていましたね。Super Good & Super Dangerousコンディションというやつですね。多少風が収まり始めましたが、明日もまだ山は危険な状態だと思いますので皆さん気を付けましょうね。当たり前の事ですが、今日も安全に帰って来られて、お客様と笑いながらビール呑めて良かったです（笑）。

昨年POWCOMの事務所で他グループのPhoto Sessionスライドショーを見て、次はPhoto Sessionを申し込むと決めていたと言うお客様のKさん。
幸運にも２本目は光が多少入り視界も利いて、撮影する身をしては救われました。

いつもはショップツアーでのご参加でしたが、今回は1人で参加した女性のWさん。今日のスプレーチャンピオン！！

このシリアスな状況をガイドしたヘッドガイドの山田誠。

そして、本日のテールガイド高橋孝精。

Author: guide